【アドミラル・トーゴ--明治時代ネタ】

明治時代




 

【アドミラル・トーゴ--明治時代ネタ】

 

 

トーゴ-?

何だか分かりにくいですね。

もちろん「東郷平八郎」のことです。

アドミラル・トーゴ-とは、

「東郷提督」という意味になります。

 

日露戦争で、

ロシアのバルチック艦隊を破ったことが

世界中に広まり、彼はそう呼ばれました。

 

オスマン帝国(現トルコ)では、

多くの子供にトーゴ-という名前が

付けられ、

 

トーゴ-通りと名付けられた道も

出来ました。

 

フィンランドでは、この時ビールで乾杯。

 

ビールには、彼の似顔絵が描かれた

ラベルが貼られました。

どうも、野本です。

日露戦争のネタ3回目です。

 

という訳で今回は、

世界に名を轟かせた英雄、

東郷平八郎にまつわるお話しです。

よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

 

 

〇連合艦隊司令長官に選ばれた理由

 

元々、司令長官は日高壮之丞という人物

がなるのではと言われていました。

(壮之丞=そうのじょう)

 

しかし、

山本権兵衛(ごんべえ)海軍大臣は、

東郷平八郎を起用しました。

 

この起用に関して、明治天皇に

「何故、日高を東郷に代えた?」

と問われています。

 

すると、山本権兵衛は、

「東郷は、生まれつき、異常なまでの

運の持ち主なのです!」

「この戦争、それ程の賭けに出なければ

勝てません!!」と奉答しました。

 

この山本権兵衛の意気込みを

明治天皇は認め、

東郷平八郎が連合艦隊司令長官を

務めることになります。

 

 

〇日本海海戦

 

遂に、世界最強の艦隊と名高い、

バルチック艦隊との戦い。

 

しかし、バルチック艦隊は、

日本海に来るまでに

世界各地でイギリスの妨害に合い、

疲弊していました。

(バルチック艦隊は、太平洋側ではなく、

大西洋側にいました。)

 

ここで、日本には一つ問題がありました。

 

バルチック艦隊は、

一旦、ロシアの港に戻り体勢を整える筈。

 

しかし、

バルチック艦隊が、日本海を通るのか、

太平洋側を通るのか分かりませんでした。

 

もし、これを外して、

バルチック艦隊の体勢立て直しを許せば、

間違いなく日本は敗れてしまいます。

それ程に重要な局面でした。

 

そこで東郷平八郎は、

参謀の秋山真之(さねゆき)に尋ねます。

 

秋山真之は、

「バルチック艦隊は、日本海を通ります。

そして、我々は日本海でバルチック艦隊

を殲滅しますっ!!」と言い切りました。

(秋山真之は、超能力者という話もある

そうです。)

 

見事、秋山真之の言う通り、

バルチック艦隊は日本海を通ります。

 

待ち受けていた日本は、T字戦法で見事、

バルチック艦隊を撃破!!

(T字戦法とは、Tの字になるように

敵艦隊を覆い、集中砲火を浴びせる

という戦法です。)

これが、

長い間迫害を受け続けてきた有色人種が、

白色人種を上回った瞬間でした。

 

いかがでしょうか。

 

ちなみに、

今回の初めの画像、何故肉じゃが?

 

もちろん、ふざけてなんかいません。

 

肉じゃがと東郷平八郎は、

切っても切り離せない関係なのです。

 

東郷平八郎がコックにビーフシチューを

作らせようとしたところ、

失敗して肉じゃがが出来ました。

 

今考えると、ビジュアルが結構似てます。

 

ビジュアルというと、

東郷平八郎って野球の清原に似てません?

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。