【この時代の文化人-明治時代ネタ】
どうも、野本です。
前回に続き、明治文化の内容です。
それでは、始まり始まり~<(_ _)>
〇二葉亭四迷の由来
二葉亭四迷は当然ですがペンネームです。
この名前が付いた由来、ご存知ですか。
彼が小説家になる時、
父親と酷く揉めたそうです。
そんな父親の一言。
「小説家になるくらいなら、
くたばってしまえ!」
くたばってしまえ
くたばってしまえ
くたばってしまえ
ふたばってしまえ
ふたばってしめえ
ふたばていしめい
二葉亭四迷!
こんな感じです。
まぁ、現代もそうですが、
小説家を目指すのは博打のようなもの
と考えられていますからね。
そんな風に言われても仕方が無かった
のかも知れません。
〇正岡子規が残したもの
いくたびも 雪の深さを 尋ねけり
などで有名な正岡子規。
国語で勉強することが多いはずです。
(一番有名なのは、
柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 か?)
彼は好きなスポーツがありました。
何かご存知ですか。
そ、れ、はぁ~
・
・
・
『野球』です。
彼は自分を、自身の幼名「升(のぼる)」
にちなみ、「野球(のぼーる)」と名乗る
くらいの野球バカだったそうです。
「打者」「走者」「四球」などなど…。
現在でも使われている野球用語の多くは、
彼が提案したものです。
こんなところに正岡子規がいたんですね。
また、彼は有名な高橋是清のことを、
「ダルマに似てね?」と言ったことでも
有名です。
(正岡子規は、高橋是清↓が英語の教師を
していた頃の教え子です。)
〇野口英世、英世は英世にあらず
ガーナのアクラで黄熱病の研究を
していたが、自身もかかってしまい、
死去してしまった人物です。
実は、彼には借金してまで遊郭に行く
悪癖がありました。
ちなみに、その頃の彼の名は、
英世ではありません。
野口清作(せいさく)と言います。
坪内逍遥の小説に出てくる登場人物が
自分に酷似しており、
自分がモデルになっているのではないか
と思われるのを避ける為、
改名することを決意しました。
(小説の人物の名は、野々口精作です。)
恩師である小林に相談した結果、
世にすぐれるという意味の「英世」を
与えられたのです。
偉大な人物も、
最初から立派だった訳では無かった
のですね。
ちなみに、彼の師匠は北里柴三郎です。
友人には志賀潔がいます。
いかがでしょうか。
今回のはちょっとした人物ネタですが、
人にはそれぞれのドラマがありますね。
今回であれば、正岡子規と高橋是清、
野口英世と北里柴三郎のように、
人と人が関わることで歴史が築かれ、
時代が動いていきます。
他にも、石川啄木の後輩が宮沢賢治
であることは有名なお話しです。
同じ盛岡中学校の出身で、
『一握の砂』は、宮沢賢治が短歌創作を
始めるきっかけをつくりました。
良い出会いを沢山つくり上げる為に、
私も精進していかねばと思います。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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