【桶狭間の戦いで織田信長を熱く演じましょう!】

戦国~安土桃山




 

【桶狭間の戦いで織田信長を熱く演じましょう!】

 

 

突然ですが、戦に勝つ重要な要素は

三つあります。

 

①天の時(タイミングや条件など)

②地の利

③人の和(士気など)

 

この三つが組み合わされば、最強。

まさに敵無しってわけです。

 

今回のお話は、桶狭間の戦い

 

僅か三千の織田軍が、

二万五千の今川軍を倒したという、

織田信長のデビュー戦とも言うべき

戦いです。

 

 

〇今川義元が動き出す

 

当時、多くの戦国大名がある場所を

目指していました。

 

何処か分かりますか?

『京都』なんですね。

 

何故かというと、

戦国大名って、言ってしまえば

田舎侍なんですよ。

 

こう思われている限り、

自分の領地を治めることは出来ても、

 

それ以上、

政治的発言力が強まることはありません。

 

では、このイメージを払拭し、

自分の影響力を強めていく為には、

どうすれば良いのか?

 

それは、権威を上手く利用することです。

 

つまり、京都にいる天皇や、幕府からの

お墨付きをいただくことでした。

 

そこで、

東海道に君臨し、天の時を味方に付けた

今川義元が、京都へ向け、動き出します。

(京都に向かうことを「上洛(じょうらく)」

と言います。)

 

 

〇織田信長が迎え撃つ

 

京都へ向け動き出した今川義元。

その隣にあるのが織田家の領地でした。

 

ここで、織田信長は、

今川義元を迎え撃つ意志を固めます。

 

まず、信長は、今川軍が織田の領地の

桶狭間を通るよう誘い込みます。

 

桶狭間は名前の通り、道が狭い場所で、

大軍で通るのが困難でした。

 

そこで信長は、現地の人間を使い、

今川軍がそこに立ち止まるよう、

酒などの差し入れを持って行かせました。

 

信長の思惑通り、今川軍は桶狭間に

立ち止まることになります。

 

 

〇地の利、人の和を使う

 

出陣前の夜、信長は、その時が来るまで

兵達を寝かせていました。

 

そして、時が来た瞬間っ!!

信長は出陣の合図を出し、馬に乗り、

一人勇ましく駆け出していきます。

 

主が先立ち、大慌ての織田軍。

直ぐに着替え、信長を追いかけました。

 

すると辿り着いたのは、

戦いの神が祀られている熱田神宮。

 

兵達が続々と集まると、信長は言います。

 

「見よっ!この永楽通宝は織田家の旗印!

この永楽通宝、表が出れば我が軍の勝利!

裏が出れば我が軍の敗北よ!いざっ!!」

 

信長はコインをトスし、それをキャッチ。

 

「見よっ!表なりっ!!」

 

これを見た兵達は、雄叫びをあげます。

 

更に信長は、神の御前で叫びます。

「神よっ!ご加護をっ!!」

 

すると、次の瞬間!

社の扉がガタガタと揺れだしました。

 

「見たか!神も我々の見方だ!

いざ、出撃!!」

 

士気が最高潮にまで上がった織田軍。

狙うは今川義元の首のみ。

 

地の利と人の和が更なる勢いとなり、

一気に義元へ向かっていきます。

 

その結果、

義元は討ち取られ、大将がいなくなった

今川軍は退却しました。

 

いかがでしょうか。

 

正面を切っての戦いだと、勝てないと

分かっていた織田信長。

戦術を凝らし、見事に義元を討ち取り、

今川軍を退けました。

 

ちなみに、

永楽通宝は、どっちも表になるように

工作していたり、

社の中に部下が潜んでいたという話も。

 

演出家というわけですね(^^)

 

それもまた、織田信長の性格を

表している気がします。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。

 

 

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