【安土桃山時代の授業ネタ-小ネタ①】
どうも、野本です。
お盆休みが終わりました(-ω-;)
「ぐおぉぉーー!」みたいな葛藤が、
心の中で暴れ続けております。
会社員時代は、8月末にテストを行う
中学校の生徒を担当したことがあり、
今頃は休みなしで一直線でした。
(と言うことは、以前よりマシか…。)
つーか、時期をもう少し考えた方が…。
何の為のテストなのか、イミフでした。
生徒達が夏休み中、勉強をサボらない
ようにする為なのでしょうか…。
と言っても、その中学校って
失礼ながらも、市内でワースト10には
入っている程の学力底辺校でした。
他にも要因があるのだとは思いますが、
カリキュラムの効果が出てないぞ!
ヽ(`Д´)ノプンプン
ってことで、
今回は二つ程お話出来ればと思います。
〇顕如(けんにょ)は何処(いずこ)へ…
石山本願寺との戦い(石山合戦)は
ご存知ですね。
後でこの場所に大阪城が築かれる位、
貿易や交易の拠点として優れていたので、
織田信長に目を付けられました。
しかし、一向一揆は
信長からしても手強い相手でした。
降参させるのに10年かかっています。
彼らは、死んで極楽浄土に行ければ
最高の人生であることを、
本気で信じ込んでいる人達です。
しかし、彼らは具体的な浄土の行き方を
知りませんでした。
南無阿弥陀仏を唱えてはいるが、
本当に極楽に行けるのか?そんな時っ!
信長との全面対決を前に、
石山本願寺のリーダー顕如(けんにょ)が、
「必ず極楽に行ける秘法を与える!」と
全国の信徒に号令を出します。
全国の一向一揆のリーダー達が集結。
顕如の伝える秘法を授かります。
顕如:これから始まる信長との戦いは、
仏敵との聖戦!この戦い、死ねば極楽、
逃げれば地獄よ!!
これが全国の一向一揆に広まり、
信徒は信長と戦う為、立ち上がります。
戦って死ねば極楽に行けると聞き、
なんとっ!
寝たきりの老人達までもがスクッと
立ち上がり、戦いに参加したとか…。
彼らは竹槍で信長軍に向かっていき、
斬られると「ありがたい。」と言って
死んでいきます。
こういう連中は確かに面倒ですね…。
(想像すると少し可笑しいですが。)
しかし、戦いが厳しくなると、
肝心の顕如は降参し、
和歌山の方に逃げて行きました。
・
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彼は、今、極楽にいるのでしょうか?
それとも地獄にいるのでしょうか?
〇楽市楽座の優れている点
楽市楽座の優れている点って、
きちんと説明出来てますか?
楽市=市場にかかる税金を免除
楽座=座を廃止
当時、商売をする為には座に所属し、
その場を治めている人に
税金を払わなければなりませんでした。
これが、
自由な商売の妨げになっていたのです。
ですから、これを廃止。
すると、新しく商売をしたい人は
どうするか?
我先にと、もの凄い勢いでその場に
集まってきますね。
(早く商売出来た方が有利な訳です。)
これにより、人・物・金を同時に
手に入れることが出来たという訳です。
この部分は、生徒に理屈を説明して、
商人の立場ならどうするかをしっかり
考えさせたいですね。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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