【日本の人口問題と世界情勢について】
どうも、野本です。
今回は日本の人口に関するお話です。
膨らませて人口問題などのお話もしましょう。
それがいい、それがいい👏👏👏
そんなわけで、
よろしければ今回もお付き合い下さい<(_ _)>
〇三大都市圏と過密・過疎
2024年現在の日本の総人口は1億2393万人で、
現在の日本の人口は、三大都市圏(東京、名古屋、大阪)に半分以上が集中しています。
これらの地域は日本の面積の10%程度ですから、要はバリバリの過密状態ってわけですね。
これをどう見るかと言うと、良い面も悪い面もあると思います。
個人的にはどちらの場所にも憧れてしまうので、
なんとも優柔不断なことしか述べられないかも知れませんが、
国レベルで見るのなら、少数の地域にあまりに人口が集中すると、
リスクは大きくなってしまいますよね。
人口が集まる場所がその国の政治・経済・文化の中心になりますから、
ここまで集中してしまうと、万が一その場所が機能停止した場合は
ダメージが甚大なものになります。
簡単に言えば、現在の日本は東京が機能停止になれば、
一発でオワコンになってしまうということです。
だから世界の国々では、これらをずらすようにしています。
例えばアメリカ。
政治の中心地はワシントンD.C.、経済の中心地はニューヨーク。
オーストラリアでは、政治の中心地はキャンベラ、経済の中心地はシドニー。
こんな感じでしっかり考えているわけです。
話を日本に戻します。
日本はほぼ全ての機能が東京中心の状態です。
そして、このまま機能が中心部ばかりに集まると、
当然ですが地方が寂れて過疎化していきます。
ですから、地方に権限をきちんと与えることが
大事になってくるわけですが、
現在の日本政府は真逆になるようなことばかりしています。
〇人口ピラミッド
基本的なことを述べると、
富士山型→つりがね型→つぼ型という風に変化していきますよね。
この人口ピラミッドから、その国の現状なども結構見えるのですが、
最近の学校ではそれ程深くは勉強しないようです。
富士山型
基本的に発展途上国は富士山型になります。
子どもの人口の割合が多いのは、
平和で子宝に恵まれた環境というわけではありません。
単純に多産多死の状態というのが現実です。
また、発展途上国は農業が主な経済スタイルであることが多いです。
そのため労働力として、子どもを増やそうとする流れが強くなります。
富士山型の国家と言うのは、現在の世界ではそれ程多くありません。
なぜなら、幼少期に死亡することが少なくなったからです。
医療の進歩万々歳というわけですね。
ですが、その国家の社会が変わらなければ、子どもを多く産むという根本は変わりません。
そして、ここに人口爆発が生じるわけです。
つりがね型
富士山型が落ち着くと、年齢が上がってもその間の死亡が減少し、
子どもの時と人口の割合が変わらないため、立派な富士山の形が少し丸まります。
これがつりがね型です。
あまり変わりませんが、個人的にはベルマークの形に見えます。
つぼ型
ある程度産業が進んだり、社会全体が進歩すると、
少子高齢社会に向かう傾向があります。
発展途上国のように子どもが絶対必要ということにはなりませんからね。
こうして、人口ピラミッドの形が崩れていきつぼ型になっていきます。
〇少子高齢社会のウソ
少子高齢化により、将来貰える年金が減るとか、
労働力を増やすために移民を大量に受け入れるべきとか、
なんかそれっぽいことを述べる方々がとても多いです。
しかし、これらはどっちもデタラメです。
困ったものですね。
まず、年金に関して言えば、政府や日本銀行がその気になれば
いくらでもお金は発行出来ます。
年金でも何でも、政府はいくらでも必要な支出をすれば良いのです。
財源は国債でOKです。
自国通貨建ての国債しか発行していない日本が、
財政的な制約を受けることはありません。
▼そのことに触れている記事をご紹介しておきます▼
次は移民の受け入れについてなのですが、
日本の労働人口が少ないということは、
企業は生産性を上げるために投資する状況になりますよね。
ここで技術革新(イノベーション)が起きます。
また、労働者側からしても、労働力の需要が高まるので、
高い給料で雇ってもらいやすくなります。
ということは、下手に移民を労働力として受け入れるのではなく、
生産性を向上させるために投資をし、
そのまま日本国民だけを国内の労働力としていた方が、
日本人であれば都合が良いハズなのです。
そう、日本人であれば…。(少し訳あり表現にしておきます。)
〇「人口問題」で何を思い浮かべますか?
ひとえに人口問題と言っても、過密や過疎などの比較的狭いことから、
食料問題などの広いこともありますね。
私は、何を思い浮かべますか?という問いに対し、
理由は分かりませんが、世界の水問題と人工肉のことが思い浮かびました。
どちらかと言うと「食」に関する内容ですね。
水問題に関しては、水資源が豊富な日本ではイメージしづらいのですが、
現在は世界人口の40%(36億人)が水不足の状況下にあり、
2050年には50%にもなると言われています。
そこを考えると、日本は本当に恵まれていますよね。
ただ、森林を買いあさる中国はさっさと出てけと思っています。
日本の豊かな水資源は日本のもの。とりあえずそれでいいです。
あとはなぜか出てきた人工肉。
これは大豆が原料の大豆肉と、動物の細胞を培養して作る培養肉、
この2種類があります。
これは家畜を殺さなくて済むなど、メリットもあると思います。
ただ、私たちの食文化は、人類の始まりから続いているものです。
人間の科学技術で作った謎のものを、今まで食してきたことはありません。
そう考えるとなんかヤバそうですし、ろくな結果になると思えません。
安価で大量生産出来るのでしょうから、貧しい人々が主に食べることになるなど、
そういった格差にも繋がっていきそうです。
現在、カップヌードルで有名な日清食品などが、培養肉の研究に力を注いでいます。
〇おわりに
いかがでしょうか。
少し政治経済っぽいお話にもなってしまいましたが、
飽くまで地理の単元なので、触れても全く問題ないでしょう。
『移民の受け入れは今後の日本にとって必要な課題である。〇か×か?』
のような、簡単な〇×クイズなどにしても面白いと思います。
…と申しますか、移民って結構な問題を起こしていますよね。
2024年現在では、埼玉県川口市のクルド人問題が代表例です。
もし良かったら調べてみて下さいね。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
メルマガを配信しています。
私の記事が面白い、役に立つと感じていただけたなら、
ぜひ、こちらもよろしくお願いします。
↓↓↓↓↓
無料メールマガジンの登録は画像をClick!
メルマガ登録特典もご用意しています。
社会科講師としてさらに成長するために必須
のアイテムです。
・確認テストテンプレート(一問一答形式)
・記述問題テンプレート(問題用紙と解答用紙)
・集客を伸ばすための勉強コラムチラシ
・参考になると幸い!模擬授業音声
※他にも良いものがあればアップします!
ぜひ手に取っていただき、さらに成長・飛躍を遂げ、
生徒や保護者から厚く信頼され、
明るく充実した日々を過ごしましょう!
※紹介文をご覧いただく必要がない方は、
コチラからご登録下さい<(_ _)>
↓↓↓↓↓
最近のコメント