【防衛費のための増税!?イヤっ、国債で十分!!】

社会の扉




 

【防衛費のための増税!?イヤっ、国債で十分!!】

 

 

どうも、野本です。

今回は現在計画されている防衛費のための増税

についてお話したいと思います。

 

個人的には防衛費は必要だと思います。

しかし、ハッキリ言って増税は必要ありません。

 

そのことについて触れられたらと思います。

また、そのことを生徒たちに話せるような、

そんな流れでお話します。

 

では、今回もお付き合い下さい<(_ _)>

 

 

〇防衛費を増やす背景

 

社会情勢

防衛費を増やす背景として、

現在の社会の緊張状態が当然挙げられるでしょう。

 

ウクライナ戦争に始まり、

北朝鮮台湾有事のお話などなど、

防衛に関する問題は山積みです。

 

そして、自国をきちんと防衛するのは

当り前のことだと思います。

今まで政治家達は何をやってきたんだろう…と、

文句を言いたくはなりますが。

 

防衛を真面目に考えているのならば、

防衛費を増額するのは現在の状況を見ると

納得のいく話だと思います。

 

日本の現状

これは、お花畑になっていると言われている

日本国民は殆ど知らない話ですが、

 

尖閣諸島は既に中国に乗っ取られているような状態です。

これ、どう思いますか?

 

別にどうでも良いよとお考えの人だって

いらっしゃるかも知れません。

ただ、防衛ということを考えた時、

島を奪われるという被害はそれだけにとどまりません。

 

例えば、東シナ海を中国が占拠した場合、

日本は西アジアに石油タンカーを送ることが出来ません。

エネルギー源も危うくなります。

俗に言うエネルギー安全保障のお話です。

 

そして、もしそこを通りたければ、

中国の言うことを聞かざるを得ない状況に

なってしまうでしょう。

 

まともに防衛が出来ないと、

そういう状況にも追い込まれてしまうのです。

 

増額した防衛費の使い道

 

今まで述べてきたことだけ見ると、

防衛費のための増税に対し、

私も賛成しているように思われるかも知れません。

 

ただ、防衛費を増額して何をするかという話

に目を向けて見ると、

岸田総理はマスコミの質問に対して、

戦闘機やミサイルの購入などを例に挙げて

述べていました。

 

これは

!?

となってしまいます。

 

先ほども述べましたが、

中国に尖閣諸島がほぼ乗っ取られている状態なのです。

 

戦闘機やミサイルで爆撃するのなら

話は別だと思いますが、

それは恐らくないでしょう。

 

もちろん戦闘機やミサイルも大事でしょうが、

現在の状況を考えてみて、

これが一番に出てくるのは少し違和感があります。

 

その前に、巡回する乗組員の増員や、

その船をグレードアップすることなど、

その他諸々のことが考えられるでしょう。

 

まして武器って、どこから買うのでしょうか?

もしかして、アメリカ…!?

我々の血税がアメリカに渡されるの?

 

話を聞いた瞬間に、そんな気分になりました。

 

また、防衛費は関係ないので今回は触れませんが、

北海道など、重要な土地が中国や他国に買収されないよう、

法の整備なども大事でしょう。

※関連記事はコチラをご覧下さい<(_ _)>

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【美しい大地と同胞を守る為ー社会の扉】

 

 

〇防衛費のために増税は必要なの?

 

増税は必要か?無用か?

増税や俗に言う国の借金問題になると、

キレイごとのように言っている

「将来世代への責任」という言葉。

 

これは至極まっとうなことを述べている

ように聞こえますよね。

ただ、増税が必要うんぬんに関しては真っ赤な嘘なのが

なんとも悲しいことです。

 

そもそも、将来世代への責任って、

じゃあ、お前らが今までやってきたことは一体何なんだ!?

と突っ込みたくなります。

この言葉を言えば、簡単に増税することが

許されると思っているのでしょうか?

 

繰り返しますが、防衛費のために増税など必要ありません。

しかも、その増税して集めたお金が

他の国に渡されるのならばなおさらです。

 

防衛費による増税が必要ない理由を、

以下で述べていきます。

 

防衛費を賄う財源は

 

国債で十分でしょう。

ただ、国債は国の借金という位置づけで認識

されているかたが多いでしょうから、

イヤイヤ、国が更に借金したら大変でしょ!

となってしまいますよね。

 

ですが、本当は問題ありません。

 

具体的に述べるなら、国債は国の借金ではなく、

政府という経済主体の負債です。

政府は国債を発行することが出来ます。

 

しかし、この際に現物の硬貨や紙幣は動いていません。

ましてや、新しくそれらが発行されている訳でもありません。

国債の発行により、銀行にある数字が書き換えられるだけです。

 

これは、私たちが知る日常の銀行も同じです。

私たちが銀行からお金を借りたとします。

そうしたら銀行は何をするか?

答えは簡単で、預金通帳に数字を足すだけなのです。

 

コロナ禍の定額給付金を覚えていますか?

あれも国債を発行し、国民の通帳にプラスしただけです。

まさか、その為に紙幣を発行して、

各銀行にそれを配って…なんてわけがありません。

数字をコンピューター上で打ち換えているだけです。

 

また、その負債額だけを見て、

国民一人当たり800万の借金を負っているなど、

そう述べるかたがいますが、大きな間違いです。

 

金融商品として国債を購入するかたもいらっしゃいますよね。

国債の仕組みがこのようなものである以上

私たちが負担するものではありませんし、

国債を保有しているかたは少なくとも債権者です。

 

そして、日本の国債は100%円建てで発行されています。

日本は元やドルで借金しているわけではないですし、

これらを通貨として使っているわけでもありません。

 

日本には日本銀行という中央銀行があり、

自国通貨である「円」で経済を回しています。

つまり、国債は日銀が買い取ってしまえば、

それで何事もなく終わります。

 

日銀が他国に乗っ取られていない限り、

日銀が国債を買い取ることは可能です。

それが出来ているうちは問題ありません。

 

経済破綻に関して

 

ギリシャが経済破綻をした理由をご存知でしょうか?

それは、通貨の発行権が無いからです。

EUに入ることで失ってしまいました。

 

こうなると、必要な時にもお金を発行出来なくなる

ことがあります。

それで経済破綻したのです。

日本はそうなることがないのは簡単に説明つきますね。

 

では何か?国債で全て大丈夫なら、

税金は必要なく、全て国債で良いじゃないか?

 

そんな言葉が聞こえてきそうです。

しかしですが、そんなことは述べていません。

ただ、あえて結論を述べるのなら、

悪性のインフレにならなければそれでも良いのです。

 

繰り返しますが、急激なインフレなどの

社会混乱を招かない限り、国債で費用を賄うことは可能です。

現在の経済状況はデフレ。

この状態ならば心配無用なのではないでしょうか。

 

また、多くの税金には景気を調節する機能

が備わっています。

そのことも忘れてはいけません。

 

 

〇おわりに

 

いかがでしょうか。

防衛費を通して、経済に関して簡単に説明しました。

 

〇国債を増やすと日本が経済破綻する

→日本は通貨発行権があり、

国債は100%円建てなのにどうやったら破綻するのか。

 

〇国債を大量に発行したら日本がハイパーインフレに

→アベノミクス時に500兆円の貨幣発行をしていますが、

ハイパーインフレになっていません。むしろデフレです。

 

〇日銀が国債を買い取り続ければ、債務超過で無くなってしまう。

→この前オーストラリア中央銀行が債務超過に

なりましたが、何も起きませんでした。

※債務超過とは、負債が資産の総額を上回る状態です。

 

次はどんな嘘や言い訳が出てくるのでしょうか。

と言いますか、

日本国民がどれだけ苦しんでいるのか

分かって言っているのでしょうか。

 

言論は自由でしょうが、現実は大変なことになっています。

それが分からないのでしょうか。

 

今回は防衛費の増額に伴う増税ということで、

ブログを投稿しました。

 

経済に関して、きちんとしたことを

子ども達に話しましょう(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

 

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。

 

 

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