【北方領土問題の発端-昭和時代ネタ】

昭和時代




 

【北方領土問題の発端-昭和時代ネタ】

 

 

車で移動中、見事な月が出ていたので、

止まって撮影してみました。

う~ん、我ながら微妙…。

 

これじゃあ、

その時の月の良さが伝わりませんね。

 

ちなみに、「え?月はどれ?」という方、

月はコレです。

分かりづらくてすいません。

実物はクレーター部分もはっきり見えた、

それはもう見事なものだったのですが…。

(ちなみに、4月19日が平成最後の

満月の日だったみたいですね。)

 

プロのカメラマンの偉大さを、

生まれて初めて思い知りました。

 

さて、前回でほぼ終戦だったのですが、

もう少しだけ続きます。

 

タイトル通りではありますが、

北方領土問題は大戦が事の発端です。

 

何故なのか良く分かりませんが、

学校でも塾でもそんなに教えられてない、

そんなイメージがあるんですよね。

 

何で現在の状況になっているのかを、

答えられない子供達が本当に多いです。

 

かくいう私も、

小中学生の頃から北方領土問題の存在は

知っていました(…と思います(-_-;))が、

 

問題が起きた原因を聞いたことは

ありませんでした(…と思います(-_-;))。

 

長々と語る時間は無いかも知れませんが、

少しはどこかで触れておきたいですよね。

 

という訳で今回は、北方領土問題の発端

についてお話出来ればと思います。

 

それでは、

よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

 

 

〇ソ連軍の侵攻

 

ソ連が日ソ中立条約を破り、日本に侵攻。

更にはアメリカにより、長崎にも原爆が

落とされます。

 

そして8月14日、

日本はポツダム宣言を受諾しました。

 

8月15日、長かった戦争が終結。

 

…したかと思えば、違います。

 

ソ連軍は8月15日以降も

南樺太や千島列島に侵攻し、

日本兵を排除して占領してしまいました。

 

そこで有名なのが、シベリア抑留ですね。

武装解除して投降した日本兵が、

シベリアで奴隷的強制労働を強いられ、

多くの死者が出ました。

 

抑留された日本兵は57万5千人、

死亡した日本兵は5万5千人と言われ、

 

このソ連の行為は、

ポツダム宣言に反する非道なものでした。

 

ポツダム宣言には、完全な武装解除後は

帰還できると書かれていましたからね。

 

 

〇結局、何が問題なのか

 

この時点で大体の子供達は気付きます。

「8月15日が終戦じゃないの?」と。

 

そうなんです。実際は8月15日以降も、

戦争は終わったとは言えなかったのです。

 

一体、

何故こんな状況になったのでしょうか?

 

ソ連側(ロシア側)は、当時の状況を

こう主張しています。

 

日本の終戦は8月15日。

しかし、実際に降伏文書に調印したのは

9月2日である。

つまり、その間は戦争が続いている。

 

要は、終戦に対する認識が違うのです。

 

また、ヤルタ会談において米英は、

ソ連が南樺太や千島列島へ侵攻すること

を認めていました。

米英のお墨付きだったのです。

 

う~ん、何とも困った状況ですね。

この部分だけを見てしまうと、

永遠に話がつきそうにもありません。

 

いかがでしょうか。

 

北方領土に関する歴史的検証は、

サンフランシスコ平和条約や

日ソ共同宣言にも関わってきますので、

 

時系列のことを考えて、

その時にまたお話出来ればと思います。

(こだわる意味はありませんけどね…。)

 

現在述べられることとしては、

日本はもう少しロシアに寄れないのか

ということでしょうか。

 

というのも、

プーチン大統領は多趣味であることが

知られていますが、その一つは柔道。

割と親日のはずなんですよね。

 

また、

安倍首相とプーチン大統領の相性は良い

という話もあるくらいですから。

となると、

日本がもう少しロシアに対しアプローチ

出来るのならば、

 

滞っている話も進ませることが出来る

と思います。

 

例えば、シベリアの共同開発。

日本の技術力は優れていますから、

積極的にロシアに協力していくことで、

お互いにwin-winの関係を築けるのでは

ないでしょうか。

 

今回は

北方領土問題の初歩の初歩でしたが、

サラッと伝えられる内容ですので、

是非、話のネタにお使い下さい。

 

あ、ちなみに、

最初の画像はシベリアと呼ばれるお菓子。

記事の中に、シベリアと言う単語が

一応出てきましたので💦

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。