【小林多喜二のその後-大正時代ネタ】

大正時代




 

【小林多喜二のその後-大正時代ネタ】

 

 

『蟹工船』で有名な小林多喜二。

しかし、彼がその後どうなったか、

ご存知でしょうか?

 

実は、彼のその後は…、、、

 

どうも、野本です。

入試が近づいて来ましたね。

 

私立高校受験が始まり、

3月には公立高校受験が待っています。

 

そう言えば、

入試速報ってテレビでやりますよね。

(どこの都道府県でもあるのでしょうか?)

 

世の中色んな考えがあると思うので、

あれこれ言うつもりは全くないのですが、

私はアレ、嫌いです(-_-;)

嫌いと言うか、既にどうだっていいです。

 

全国の入試はおろか、自分の都道府県の

入試問題もしっかり解いていない人達が、

何となく点数を予想して、

 

一体、何の意味が(・・?

 

と言うのも、以前勤めていた会社で

予想ボーダー点を完璧に超えていたのに、

落ちてしまった生徒がいました。

 

もちろん、飽くまで予想であることは

伝えていましたし、その点のケアーも

抜かりなくやっていたのですが、

 

生徒目線で考えた時、その予想点を

少しは参考にしてしまいますよね。

 

しかし、その予想点が、

何の裏打ちされた努力も無い

信憑性の無いものであったならば、

生徒や保護者は何を思うでしょう。

 

もちろん、しっかり努力されている方が

いらっしゃることも知っていますが…。

 

どうせなら、生中継で態々中途半端な

答え合わせをするのではなく、

 

『入試徹底解説』と銘打って、

ガチ授業でもやれば良いのではないか。

(↑これも残念なことに、必ずしも、

「テレビに出ている=優秀な講師」では

ないんですよね。)

 

番組のオンエアー中、

そんなことばかり考えていました。

 

と言いますか、

「一切信じなくて良いよ。」と

生徒達には伝えていました(笑)

 

模試を作成している会社が

塾の生徒の自己採点結果を集計し、

速報よりは絶対に信憑性のある予想点を

出しているので、

 

気になるならそっちを見るように

言ってましたね(∀`*ゞ)

 

人に教えている以上、

教える側も裏打ちされた努力をしよう。

と、自分に言い聞かせたところで、

 

すいません、本編に入りましょう。

(不快な気分になってしまった方、

申し訳ありません<(_ _)>)

 

今回は小林多喜二。

『蟹工船』で一躍有名になった人物です。

 

しかし、割とそれだけなんですよね。

彼のことは、それ以外知らない。

意外とそういった方が多い気がします。

 

という訳で、

今回は「小林多喜二のその後」と題して、

記事を投稿します。

 

 

〇『蟹工船』のその後

 

『蟹工船』は、約4万部という、

当時では大ベストセラーの作品でした。

 

北洋で蟹を捕り加工する蟹工船。

その中で酷使される、労働者の団結を

描いた作品です。

 

で、その小林多喜二ですが、、、

 

ご存知の方はいらっしゃると思いますが、

共産党への財政援助の疑いや、

『蟹工船』自体が不敬罪にあたるとして、

逮捕されてしまいます。

 

その時は何とか釈放されていますが、

その後、小林多喜二は共産党員になり、

非合法的な活動を始めます。

 

その結果、特高に捕まり、

拷問を受け、殺されてしまいました。

 

小林多喜二への拷問は、

相当酷いものだったそうです。

殺すことが前提とされているものでした。

逆さ吊りにされ、股間などの急所を

何度も何度も殴られていました。

 

しかし、

メディアが報じた死因は、心臓麻痺。

(そうとしか報じることが出来なかった

のでしょう。)

 

彼の遺体は歯が折られ、指も折られ、

顔が変形し、体中が腫れて青い風船

のようになっていました。

 

誰の目から見ても、拷問を受けて死亡

したことは明白でした。

 

 

〇良くない風習

 

彼を拷問にかけた人物は3名。

 

小林多喜二を拷問にかけたことで優越感

に浸っていたのでしょうか。

3人は自分達のことを、「昭和の新選組」

と呼んでいました。

 

また、彼らの後ろにいる上司、安倍源基。

彼は内務大臣を務めるなど、異例の出世

を果たしています。

 

しかし、彼の回顧録に、

小林多喜二のことは何も書かれていない

そうです。

 

影響力のある人物だったからこそ、

小林多喜二は危険視されてしまった

のかも知れません。

 

ただ、これだけの人物に対して、

何も考えずに非道な仕打ちをしていた。

 

それで称えられてしまっている現実は、

いかがなものかと思います。

 

今回は、前置きが長くなりましたが、

小林多喜二について簡潔に述べさせて

いただきました。

 

治安維持法で起訴されている人物

でもありますので、

そういったところで小林多喜二を

紹介しても良いかも知れませんね。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。