【坂本龍馬暗殺の謎-江戸時代ネタ】

江戸時代




 

【坂本龍馬暗殺の謎-江戸時代ネタ】

 

 

坂本龍馬が暗殺された場所と言えば、

京都の近江屋。

 

近江屋は京都にある醤油屋です。

有名な寺田屋事件の後、

坂本龍馬はここを拠点としていました。

 

大親友である中岡慎太郎と共にいた所を、

刺客達に襲われます。

 

坂本龍馬は頭部を斬られて即死。

中岡慎太郎は何か所も刺され、

二日後に死亡したと言われています。

どうも、野本です。

今回で、取り合えず江戸時代を最後に

したいと思います。

(思いの外、長かった~。)

 

前回に続き、幕末最大の謎について

触れていきたいと思います。

 

では、お付き合い下さい<(_ _)>

 

 

〇坂本龍馬は警戒していなかったのか?

 

坂本龍馬と中岡慎太郎が斬られる前に、

坂本龍馬の付き人である山田藤吉が

殺されています。

 

この時に、異変に気付かなかったの

でしょうか?

 

坂本龍馬は四六時中命を狙われている、

そんな人物です。

 

誰かが二階に上がってくる物音や気配も、

感じ取れなかったのでしょうか?

 

臨戦態勢をとる間も無く殺されるのには、

何処か違和感を感じます。

 

もしくは、以下のことも考えられます。

 

足音は聞き覚えのある人物のものだった。

これであれば、違和感を払拭出来ます。

 

しかし、その人物が誰かまでは

特定出来ません。

 

 

〇土佐藩邸のすぐ側なんだけど…

 

近江屋は土佐藩邸の直ぐ傍にありました。

 

そして、坂本龍馬が殺されると、

土佐藩邸から事件現場に駆け付けた人物

がいたのです。

 

田中光顕(みつあき)と言います。

(中岡慎太郎の陸援隊の幹部です。)

田中光顕は虫の息状態の中岡慎太郎から、

事件の経緯を聞いています。

 

( ゚Д゚)⁉エッ

 

と言うことは、

犯人が分かっているはずでは?

敢えて、公表しなかったのでしょうか?

 

もしくは、田中光顕は、

単に暗殺が成功したかを確かめに来た

だけなのかも知れません。

 

実は、この田中光顕こそが事件の黒幕

ではないかと推理している人もいます。

何だか、怪しい人物ですよね。

 

ちなみに、

田中光顕は江戸から昭和までを生き、

晩年には天皇の側室の中で最も重要な

ポストに就いていました。

 

何か、重要な秘密を握っていたのかも

知れませんね。

 

 

〇見廻組が犯人と言うけれど…

 

通説扱いされていますよね。

 

もしかすると、私が何も知らないで

述べてしまうだけかも知れませんが、

 

坂本龍馬を殺したのが幕府の役人なら、

別に暗殺にしなくても良いのでは?

 

坂本龍馬は寺田屋事件の時、

逃げる際に銃で刺客を撃ってますから、

罪状があるなら態々暗殺にする必要は

無いと思います。

 

ですから、見廻組が犯人と言うのも、

何処か違和感のあるお話しなのですね。

 

 

〇何故、中岡慎太郎は二日生きたのか?

要は、何故、止めを刺されなかったのか

っていう話です。

 

武士はこういう時、必ずと言っていい程

止めを刺します。

 

しかし、

中岡慎太郎は止めを刺されなかった。

 

刺客達が逃げる際に、

余裕が無かったからなのか、

 

それとも、

中岡慎太郎が死んだと思われたのか…。

 

もしくは、少し考え過ぎですが、

中岡慎太郎の自作自演だった

ということも考えられますよね。

 

中岡慎太郎と刺客達はグルで、

わざと刀傷をつくらせた。

しかし、打ちどころが悪かった。

 

とにかく、

中岡慎太郎が二日間生きたのは、

何とも不思議なお話しなのです。

 

いかがでしょうか。

 

今回も、答えの無いお話しで申し訳なく

思いますが、参考にしていただけると

幸いです。

 

しかし、坂本龍馬のような重要人物を、

誰が殺したか不明なのは不思議な話です。

 

坂本龍馬は、大政奉還後の世の中は、

四民平等でいこうと考えていました。

 

つまり、民主主義の世の中です。

 

これは、当時の為政者からは

煙たがられる考えですよね。

為政者でなくても、坂本龍馬の思想に

賛同出来る人物は多くなかったでしょう。

 

また、国がきちんとまとまってしまうと、

イギリスなどの武器商人が嫌がります。

戦争が起きなくなりますからね。

 

多くの人間にとって、

坂本龍馬は邪魔な存在だったのかも

知れません。

 

大きく話は変わりますが、

教科書から坂本龍馬が消える可能性が

あることをご存知ですか?

 

単語ばかりでは、単語中心の暗記授業に

なるからだそうです。

 

もちろん、単語を覚えれば良いといった、

そんな考え方では少し問題ですよね。

 

しかし、我々は日本人です。

日本に貢献した人物を知っていて当然。

(私なんて、まだまだ何も知りませんが。)

 

むしろ、それが世界のスタンダードです。

歴史を知らないのは、先人達の苦労を

知らないということです。

言ってみるなり、恩知らずなのです。

 

実は、外国の方々から見て、

そのことが、日本人の信じられない部分

だったりします。

 

単語を削るのも、授業改革の手法の一つ

なのだと思います。

 

しかし、圧倒的な問題なのは、

現在の歴史教科書や授業がつまらない

ことではないでしょうか。

 

授業を受けて、面白かった、為になった。

その中に、何人もの歴史上の偉人が

登場しても構わないと、私は思います。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。