【化政文化が与えた影響-江戸時代ネタ】
どうも、野本です。
もう10月ですか…。早いですね。
日が沈むのが早くなり、
夕方6時頃は既に夜みたいな暗さです。
こんな感じで時が流れていき、
年だけ取っていくのかなぁ~(´Д⊂ヽ
…なんて、少し泣けてきました。
と言うのは、どうでもいい冗談で、
年だけ取っているつもりはありません。
きちんと自分の成長の道を見定め、
やるべきことをやっていますよ。
さて今回は、
化政文化が世に与えた影響について、
お話させていただきます。
〇国学が与えた影響
国学者として有名な本居宣長。
国学は、
仏教や儒教が入ってくる以前の日本を
研究するという学問で、
本居宣長は古事記を研究したことで
有名ですよね。
これだけだと、ナンジャラホイって
感じです。
国学って大事なものなのかどうか
全く分かりません。
この国学ですが、
研究している内に重要なことが明らかに。
本来は大層なことでは無いはずですが、
日本人みんなが忘れていたこと。
それは、
『日本の王(統治者)は誰なのか』です。
日本は1500年以上続いている、
世界で一番歴史のある国家です。
少し言い換えると、日本の天皇家は、
1500年以上も前から続いている
ことになります。
中国三千年の歴史と言ったりしますが、
中華人民共和国の建国は1949年で、
実際は70年位の歴史しか持ちません。
この価値を分かっていないのは、
あろうことか日本人なのです。
話を元に戻しますが、
日本の王と呼べるのは、徳川家ではなく、
天皇だということが分かりました。
このような思想が、
後の、天皇を尊び外国勢力を追い払う、
尊王攘夷の思想に繋がっていきます。
〇浮世絵が与えた影響
この絵をご存知ですか?
これは、知らない人がいない程の画家、
ゴッホの「タンギーじいさん」です。
ん!?よ~く絵を見て下さい。
タンギーじいさんの後ろにあるのは、
日本の浮世絵ではありませんか。
ご存知の方もいらっしゃるかも
知れませんが、
ゴッホは浮世絵版画のコレクターでした。
彼の絵が色彩豊かなのも、
日本の浮世絵の影響を受けています。
ゴッホは日本をリスペクトしていました。
ゴッホ曰く、
「日本人は、彼ら自身が花であるかの
ように、自然の中で暮らしている。」
彼がそう言えるくらい、
江戸時代の日本は美しかったのです。
当時の日本に来た外国人全員が、
日本は美しいと絶賛しました。
ブログの最初の絵もゴッホ作で、
「アイリスの咲くアルルの眺め」
と言いますが、
この風景がまるで日本の浮世絵の世界の
ようだから、描いたものらしいです。
こういった日本への心酔を
ジャポニズムと言い、
日本文化は世界にも影響を及ぼします。
浮世絵はパリ万博(第2回)に出展され、
その独特な表現技法が
フランス人画家にカルチャーショックを
与えたことでも知られています。
いかがでしょうか。
我々日本人は黄色猿だとか言われていた
そうですが、
江戸時代の日本を侮ることなかれですね。
他の追随を許さない程、
自然との調和を実現した社会でした。
う~ん、暮らすのは厳しいでしょうが、
一度なら行ってみたいかも…。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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