【日本神話を授業で教えましょう!その3 須佐之男命の八岐大蛇退治】

歴史番外編




 

【日本神話を授業で教えましょう!その3 須佐之男命の八岐大蛇退治】

 

 

どうも、野本です。

 

今回は

須佐之男命(スサノオノミコト)

のお話をします。

 

有名なのは、

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)

退治ですから、その部分を。

 

 

私は、社会の難しい話を分かり易く、

そして授業で使えるよう説明していく。

 

これを念頭に、ブログを投稿しています。

 

私のブログを読んで下さっている時点で、

あなたは向上心のある真面目人間だと

思いますので申し上げます。

 

参考にしていただけるのは嬉しいですが、

何も全てをやる必要はないです。

 

あなたが気に入った一部だけでも、

参考にしていただければ良いのです。

 

だって、話はしても、

自分自身がつまらなかったら伝わらない

ですからね。

 

ですので、

「この部分は面白く語れそう。」

「これはあの子たちにウケそう。」

 

そう思う部分を中心に、

活用したって下さいませ。

 

では、早速本題に入っていきます。

 

…と、その前に、

前回のリンクを貼っておきます。

よろしければご覧下さい<(_ _)>

↓↓↓↓↓

【日本神話を授業で教えましょう!】

【日本神話を授業で教えましょう!その2】

 

〇須佐之男命(スサノオノミコト)の天界追放

 

スサノオは周りから大変恐れられている、

どうしようもない荒くれものでした。

 

彼はやがて、

下界に追放されてしまいます。

 

その時も、

大宜都比売神(オオゲツヒメノカミ)を惨殺

してしまっているくらいですから、

 

「のび太 スネ夫は 目じゃないよ~♪」

を謳うジャイアンなど目ではありません。

※ちなみにオオゲツヒメノカミが

殺されてしまった理由は、

スサノオが食べ物を求めたところ、

色んな食べ物を鼻・口・尻から出した

ためだと言われています。

 

しかし、今回はそんな彼が活躍するお話。

下界に降りて反省しているスサノオ。

 

すると、川から箸が流れてきます。

 

「きっと村があるに違いない。」と、

気になった彼は上流に行ってみることに。

 

するとそこには、

足名椎命(アシナヅチ、足の長い神)と

手名椎命(テナヅチ、手の長い神)、

そしてその娘の櫛名田比売

(クシナダヒメ)がいました。

 

しかし、何故かアシナヅチとテナヅチ

は大号泣しています。

 

スサノオは、

この夫婦に一体何があったのか尋ねます。

 

すると、夫婦には8人の娘がいましたが、

クシナダヒメ以外の7人の娘は、

年に一度やって来る八岐大蛇

(ヤマタノオロチ)に食べられてしまった

と言うではありませんか!

 

そしてまた、

今年もその時期が近付いてきている…。

 

一体どうしたら良いのでしょう。

 

このままでは、

クシナダヒメもヤマタノオロチに

食べられてしまいます。

 

そこでスサノオは、

アシナヅチ、テナヅチ夫婦に

思い切った一つの提案をしました。

 

その提案とは、

ヤマタノオロチを退治することを条件に、

クシナダヒメと結婚することでした。

 

クシナダヒメが助かるならと、

夫婦はこの提案を受け入れます。

 

かくして、

スサノオのヤマタノオロチ退治が

始まったのです。

 

〇八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治

 

先ず彼は、

安全のためにクシナダヒメを櫛の姿にし、

自分の頭に挿しました。

 

次に、ヤマタノオロチを退治するため、

スサノオは八つの酒樽を用意します。

 

ヤマタノオロチに酒を飲ませ、

酔って寝てしまったところを斬り付ける、

そう考えたのです。

 

酒を用意し、

彼はヤマタノオロチを待ちます。

 

静寂の時を待ち、しばらくすると、

ヤマタノオロチが姿を現しました。

 

その大きさたるや、とんでもないものです(゚Д゚;)

 

八つの頭を持ち、八つの尾を持つ怪物は、

その一つ一つが峰や谷と変わらない、

そんな大きさでした!

 

しかし、やって来たヤマタノオロチは

直ぐに酒樽を見付け大喜び!

樽に頭を付けお酒を飲み始めました。

 

すると、スサノオの目論見通り、

ヤマタノオロチは酔って寝てしまいます。

 

絶好の機会を逃すことなく、

この大怪物に斬りかかるスサノオ。

 

そして見事!

ヤマタノオロチ退治を成功させました。

 

しかし、どんなに斬り付けても、

どうしても一つの尾が斬れません。

 

そこで、その尾を丁寧に削ぎ落すと、

なんとビックリ!

 

尾の中から、

凄まじく見事な剣が出てきました。

 

これが、三種の神器の一つである、

草薙剣(クサナギノツルギ)です。

 

この剣はあまりにも見事なものなので、

スサノオはアマテラスに献上しました。

 

そして、無事ヤマタノオロチを退治した

スサノオは、

クシナダヒメを元の姿に戻し結婚。

 

二人は一緒に暮らす場所を求め、

出雲国根之堅洲国へと向かいました。

(いずものくにねのかたすくに)

※現在の島根県安来市(やすぎ)

 

〇おわりに

 

いかがでしょうか。

 

日本神話において、

出雲の国に関するお話は外せませんが、

 

そのきっかけの一つになるのは、

スサノオなんですね。

 

ってか、どうでもいい疑問ですが、

ヤマタノオロチの馬鹿デカさを考えると、

スサノオも相当デカいのでしょうか(・・?

 

今回は少し短く、

須佐之男命と八岐大蛇について

お話しました。

 

本当は他のお話も載せたかったのですが、

いかんせん長くなってしまうので…(;^_^A

 

また投稿したいと思います。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。