【凄いっ!95点!は70点-言葉がけ】

社会科講師発展編




 

【凄いっ!95点!は70点-言葉がけ】

 

 

突然ですが、

生徒が95点の答案を笑顔であなたに

見せてきました。

 

こんな時、あなたなら

どんな言葉を生徒に言ってあげますか?

少し考えてみて下さい。

(考え中)

はい、いかがでしょうか。

 

タイトルにもなっていますが、

 

個人的には、

点数だけを褒めてあげてるようでは

ちょっと足りないと思います。

 

何故ならば、

点数だけを褒める=高い点数が偉い

だからです。

 

これでは、

生徒の自己肯定感が高まりません。

 

出来るのなら、

・生徒が高得点を採る為にやったこと

・生徒の存在自体

ここまでを褒めてあげるべきかと

思います。

 

例えば、

「〇〇さんは、宿題をいつもきちんと

やって来ていて、その中で分からない

ところを熱心に聞いてきてたよね。

それが結果に繋がっているんだよな。

その熱心さが皆にも伝わっていてさ、

俺はこの教室でやれて凄い嬉しいよ。」

 

みたいな感じですかね。

 

少し照れ臭いような気もしますが、

このようなことを自分の言葉で

伝えてあげられるべきだと思います。

 

少し話は飛びますが、

「一流の精神科医は感謝されない。」

そう語っていた方がいらっしゃいました。

 

その言葉に私は深く感銘を受けています。

 

その方が言うには、

「どれだけ患者をサポートしたとしても、

最終的には自分で乗り越えたのだと、

そう感じてもらえるよう配慮している

のが一流の精神科医であり、

感謝されて喜んでいるようでは二流。」

 

立ち直った=医者のおかげ

これでは駄目だという考え方なのですね。

 

塾に置き換えると、

良い点数=塾のおかげ

こんな感じでしょうか。

 

これでは、生徒の自己肯定感が高まる

ことは無いですよね。

 

だとすれば、二流(もしくはそれ以下)に

甘んじている教育者がどれ程多いことか。

 

自分自身の研鑽を怠ることなく、

しかし、良い点数が採れたのは生徒自身

の努力の結果。

 

そう心から言える人間は、教育業界に

どれだけいるのでしょうか。

 

私自身、まだまだではありますが、

心構えとして、そのような言葉を

忘れないようでありたいと思っています。

 

是非、参考にしてみて下さいね。

まあ、社会科講師に関係ある内容では

無いかも知れませんが(-_-;)

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。