【過疎や限界集落についての授業!】

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【過疎や限界集落についての授業!】

 

 

どうも、野本です。

 

突然ですが、この画像をご覧下さい。

これ、学校ですよね?

ですが、現在は違うものに使われています。さて、一体何でしょうか?

答えはのちほどはっぴょーします。

 

今回は、過疎限界集落に関するお話です。

よろしければ今回もお付き合い下さい<(_ _)>

 

 

過疎・限界集落とは

まず、過疎とは、地方の人口減少によって地域社会の機能が低下し、その維持が困難な状態を言います。限界集落は過疎よりも定義が明確で、人口の50%以上が65歳以上の集落のことです。

1.過疎・限界集落の概要

1. 「消えた学校、使われない教室」の話

では、もう一度こちらの画像をご覧下さい。

突然ですがクイズです🕊🎩🕊

この建物は現在何に使われているでしょうか?

➀悪のシンジケート

➁カフェ

➂図書館

(考え中)

どうでしょうか?行きますよ~。正解はぁぁ~、、、ジャジャン🎵

カフェでした👏👏👏

ここは私が住んでいる札幌なのですが、近くの小学校が統廃合され、使われなくなった校舎がカフェになっています。

使われなくなった場所が新しい役割を得たという一つの事例です。こういったことは、その地域の人々の工夫や努力の結晶として紹介されることは多いと思います。

人口が多い札幌市でも学校の統廃合があるわけですから、人口減少が加速している地域はもっと激しいと思います。受ける影響も大きいでしょう。自分が住む地域がただ寂れていってしまうのは、何とも言えないものがあると思います。

田舎は静かなのが良いところなのだと思いますが、時に活気があることも大事だと思います。そのためには、子どもから大人まで、幅広い年齢層が安心してその地域に住んでいることが大切ですね。

 

2. 「便利すぎる世の中が生んだ影響」

この画像をご覧下さい。

File:Kotobukiya mamasan.jpg
wkpn本人が撮影。 – 大分県豊後高田市にて撮影。, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

まぁ、クイズにして出したい気もしますが、普通にFresh、Foodsって書かれていますからね。これは移動スーパーです。

都会でも見られますが、限界集落などでは商店が閉店してしまうので、住民がこの移動スーパーを頼りにせざるを得ません。

ということは、言い換えれば、それ以外ほとんど何もないことを意味しますよね?私のようなサバイバルの塊みたいな人間には良いのかも知れませんが、少なくともお年寄りにとっては生活基盤の拠り所がないということです。

現在はAmazonがあるじゃん!という子ども達もいる気がしますが、インターネット環境が不十分な場所であれば、それも使えません。まして、お年寄りはIT機器を使用しない方も多いです。

ちなみに、以前であれば郵便局なども存在したかも知れませんが、郵政改革による効率化のもと、そういった社会インフラの恩恵も受けられない事例が増加しています。郵便局以外にも、バスのような公共機関、医療や消防、除雪などに影響しています。

インフラが少しずつ途絶えていくため、地震や暴風雨などによる土砂崩れが起きた場合に通行不能になり、集落が孤立することもあります。

 

2.過疎・限界集落の原因

 

1.人口の流出

ごく一般論ですが、田舎には仕事がなく、若者は就職すると都会の方に移り住むことが多いですよね。また、衣食住においても若者の理想には合っていないことが多く、ライフスタイルの面から見ても流出する流れが形成されてしまっています。

ただ、ここで大事なのは、それらの課題が解消されているのであれば、人口の流出も防止可能であることを意味します。

 

2. ストロー現象

上記の内容に関連しますが、「ストロー現象」をご存知ですか?大都市に人口や経済資源が吸い取られてしまう現象を指します。もちろんストローは、あのチューチューするヤツのことです。世の中の交通インフラなどが発展することにより、逆に地方にとってはデメリットも生じる可能性があるんですね。

▼ちなみに、本州四国連絡橋に関するお話は、前回の投稿をご覧下さい<(_ _)>▼

【中国四国地方の魅力あふれる授業!】

  • 基本的な説明
    高速道路や新幹線、インターネットの整備が進むと、都市とのつながりが強まりますが、その結果、若者や働き手が都市部へ流出する現象が『ストロー現象』です。
  • 地方創生とのジレンマ
    IT環境や交通網の整備は地方にとって必要不可欠ですが、それがかえって若者を都市に引き寄せる要因になる場合もあります。

あなたは、もし高速インターネットや便利な交通が整ったら、地元に住み続けたいですか?それとも都市に行きたいと思いますか?

ちなみに私みたいな人間は、田舎に行きたいな~と感じたりもします。

 

過疎・限界集落を解決するために

さて、あなたがもし過疎地域に住むことになったら、どんなアイデアで町を盛り上げますか?現状を乗り越えるために、その場所の長所を活かした様々な地域おこしが行われています。

「ローカルならではの面白い挑戦」

 

事例紹介: 徳島県神山町の成功例

  • 徳島県神山町では、光ファイバーなどの高速インターネット環境を整備することで、クリエイターやIT関連企業の社員を誘致しています。結果として、都心から移住してきた若者が増え、町に活気が戻りつつあります。
  • 神山町には「サテライトオフィス」という仕組みがあり、企業が地方に小さなオフィスを設けてリモートワークを行えるようになっています。これが働く場所にとらわれない「新しい働き方」と結びついています。

これ、凄いですよね。今では自治体や企業が視察にもくるそうです。普通の田舎町なのですが、建物の中は綺麗で、コワーキングスペースのように現代っぽいオフィスになっているそうです。私もある側面ではWEBワーカーなので、行ってみたいです。

 

IT化によるメリットと課題

ITで地元の特産品を売ることも出来ます。ほんと、時代はインターネットさまさまです。香川県小豆島では、オリーブオイルをインターネット販売することで、海外からも注目されるようになりました。

ですが、山間部などでインターネット環境を整備することは簡単ではないですし、通信環境が整っただけでは地域の魅力としては足りません。

インターネット環境はとても大切ですが、それ以外に若者がその町に住みたくなるためには、どんな条件が必要だと思いますか?

そういったことをきちんと考えることが出来るなら、ストロー現象にも負けませんね。もし良い案がありましたら、私に教えて下さい<(_ _)>

 

おわりに

いかがでしょうか。

ちなみに、私が撮影した小学校は、もともと上野幌西小学校という名前でした。

今は学校法人大藤学園が買い取り、カミニシヴィレッジと名前を変えています。具体的にはカフェだけではなく、認定こども園や保育園が入っていて、さらにパブリックスペースやレンタルスペースも提供しています。プロバスケットボールチーム、レバンガ北海道の公式練習場にもなっています。

中はこんな感じです。↓

中に入るとすっきり整っていて、落ち着いた空間が広がっています。本を読んだりするのに最適そうです。

お洒落なカフェになっています。メニューはおにぎり中心。珍しいですね。

二階はレンタルスペースに。研修も行われていました。

なんと理科室が自習室と書いていました。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。

 

 

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