【江戸時代の日本は大国だった!?江戸時代から見る受け継がれていく歴史】

江戸時代




 

【江戸時代の日本は大国だった!?江戸時代から見る受け継がれていく歴史】

 

 

どうも、野本です。

久々の投稿になります。

 

今回は、

メルマガの内容をブラッシュアップ

したものをお届けします。

 

江戸時代は何故、遅れた時代だと思われがちなのでしょうか。

 

実際の歴史は連続性があるので、

江戸時代があっての明治時代であるにも

関わらずです。

 

その内容に触れた記事です。

よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

 

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〇人口大国!?江戸時代の日本!

 

あなたは、

江戸時代が世界から遅れていた

と思っていますか?

 

そんなこと決してナッシング!

江戸時代は人口大国でした\(^o^)/

 

繰り返しますが、何故だか江戸時代って、

遅れていたと思われがちですよね。

 

それで、明治に花開いたみたいな。

 

ですが、江戸時代は世界と比べて

かなり人口が多かったのです。

 

1750年くらいには、

すでに3000万人近くいました。

 

世界と比較(1850年)すると、

 

アメリカ→2300万人

イギリス→2200万人

フランス→3600万人

ドイツ →3300万人

ロシア →3800万人

のような感じです。

 

1850年時点の日本は、

人口3200万人ですから、

世界の強国に匹敵しています。

 

そして、日本はいわゆる鎖国状況。

つまり、これだけの人口を

自国だけで支えていたことになります。

 

ということは、

ここに、江戸時代のかなりの発展ぶりを

見ることが出来るのです。

 

もちろん、現代と比べれば

色々とが遅れているのは当然です。

 

しかし、当時の世界と比べると、

日本は決して遅れていませんでした。

 

嘘でも何でもなく、これは事実ですから、

江戸時代も実は結構進んでいた。

こういうふうに教えたいですね。

 

 

〇明治時代が繁栄した理由とは!?

 

明治時代が繁栄した理由は、

欧米列強と付き合い始めたからでは

ありません、、、

 

明治時代はまるで、

今までの日本の閉鎖的で悪い部分から

抜け出したように語られますが、

決してそんなことはありません。

 

そもそも、

繁栄するには下地がなければいけません

要は、その元は江戸時代にあるのです。

 

先に述べましたが、

江戸時代の日本は人口大国でした。

 

鎖国状況の中、

当時からすると多かった日本の人口を、ほぼ自力で支えました

 

各藩で大名が統治し、産業を生み出し、

全国的な流通網(インフラ)が出来ました。

 

インフラが整備されていたからこそ、

明治時代の日本は更に伸びたのです。

 

明治時代の日本の成長は、江戸時代が元になっているのです。

 

そもそも、

歴史の全てが転換したかのように

語られること自体、

おかしいのだと私は思います。

 

時代時代で受け継がれていく。

その観点を忘れてはいけません。

 

何にせよ、武士の時代を悪く言い、

遅れた野蛮な時代であったかのような

見方だけをするのは、

少し早とちり過ぎると思います。

 

 

〇鎖国した日本が遅れをとったものとは?

 

さて、江戸時代の日本は割と凄かった

ことを延々と述べております。

 

しかし、日本が遅れてしまったものも

当然あるのです。

 

それは一体、何でしょうか?

はい、

すでにご存知の方もいらっしゃると

思いますが、

 

『軍事力』と『技術力』です。

 

鎖国下の日本は、人口3000万人を

自国で支えることが出来る程に、

産業が発展していました。

 

そして、大きな戦争もなく平和でした。

それ故、軍事力や技術力に関しては、

世界に遅れをとってしまったのです。

 

いわゆる開国については、

そこを突かれてしまいました。

 

黒船来航以降、

蒸気機関が日本に入ってきますが、

 

自国の力だけでは、

そういう技術力は中々伸びません。

こういった遅れはあったわけですね。

 

そこから、再び白人たちと付き合う

明治時代へと移ります。

 

いかかでしょうか。

もし、江戸時代の鎖国状況下であっても、

蒸気機関などの技術力が発展していたら、

明治時代は来なかったのかも知れません。

 

歴史に「もし」はありませんので、

考えても仕方がないのですが…。

 

また、この歴史の事実から、

他の国に取り込まれないようにするには、軍事力や技術力が大事

なことが分かります。

 

子ども達に教える際に、

少し触れてみても良いかも知れません。

 

 

〇日本は小国なのか!?

 

突然ですが、

あなたは日本が小国だと思いますか?

 

日本は元々小国。

戦後は世界経済2位の大国になったけど、

それはたまたまで、これからは下り坂。

 

こんな風にお考えではないでしょうか?

しかし、その元々小国だった日本が、

明治時代においてロシアと互角以上に戦い切る。

 

アジアのリーダー的存在として、白人たちの植民地政策と真っ向勝負する。

 

こんなことは可能でしょうか?

出来るわけがありませんね。

 

散々、江戸時代は結構凄かったんだよ。

こんなことを述べてきました。

(これからも述べるかも知れません。)

 

ここで何を言いたかったのか。

それは、

日本は大国として存在するための下地があった

ことです。

 

時代は変わったとしても、

そこにあるものは受け継がれていきます。

江戸時代があったから、明治時代がある。

明治があるから大正、そして昭和、、、

 

幕末や明治の素晴らしき開国。

そういったイメージは、私たちの歴史を

分断しかねない考え方です。

 

何度も述べますが、

江戸時代があったからこそ明治時代の

更なる飛躍があったように、

 

その前がきちんとしていたから、

その後に続いているのです。

 

良い部分もあれば、悪い部分も

当然あったと思います。

良くも悪くも歴史は受け継がれます。

 

先程の素晴らしき開国の例のように、

突然何かが変わるということは、

ほぼ無いとみて良いのだと思います。

 

 

〇おわりに

 

いかがでしょうか。

 

江戸時代があったからこそ、明治時代がある。

そのことを述べさせていただきました。

 

素晴らしき開国。

何故そうなっているのかというと、

白人が入り込んだことによる歴史の歪曲

です。

 

例えば長州ファイブ

彼らはイギリスに渡りますが、

そんなお金はどこにあったのでしょう?

 

彼ら長州ファイブは、イギリスでは

マセソンファイブ

と呼ばれています。

 

マセソンとは、ジェームス・マセソン

のことです。

アヘンの取引などを行う貿易会社を

営んでいた、イギリス人実業家です。

 

この時点で、明治維新とは何なのか

ということが見えてきます。

 

もちろん、幕末・明治時代を含め、

私たち日本人の歴史は輝かしいものです。

 

また、悪い部分だって沢山あるでしょう。

 

ただ、全ての歴史を見て見ぬふりする

のではなく、

そこからきちんと学ぶことが重要です。

 

そして、そこから学んだことを、

きちんと次の世代に伝えていかなければ

ならないのだと思います(`・ω・´)ゞ

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。