【鎌倉時代の文化と新仏教の授業ネタ~楽しく解説~】
どうも、野本です。
今回は、鎌倉文化の特徴の冒頭と、
鎌倉新仏教についてです。
ネタと言うよりは、どんな感じの
説明になるかって感じです。
よろしければ、お付き合い下さい。
また、前回の記事も参考になると
思います。ご覧下さい<(_ _)>
↓↓↓↓↓
〇鎌倉文化の冒頭
突然ですが、
この2枚の写真をご覧下さい。
東大寺南大門と金剛力士像です。
ところで、これらの作品。
それぞれどれ位の大きさか、分かりますか~?
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(考え中)
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はい、いかがでしょうか。
『東大寺南大門:高さ25m、横29m』
『金剛力士像:高さ8.4m』
実は、もの凄く大きいんです。
平安時代のように、
お堂に金箔が使われたりするなどの
派手さはありません。
素朴なものの、一つ一つ大きくて力強い。
これが鎌倉文化の特徴です。
「素朴で力強い、武家の文化。」
記述でも聞かれることありますよね。
〇鎌倉新仏教の説明
鎌倉新仏教の特徴ですが、
きちんと説明出来てますでしょうか?
「テストに出るから、きちんと覚えろ!」
みたいな感じも悪くはないと思いますが、
説明出来るところはしてあげた方が、
頭に残り易いし、良いですよね。
南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経って、
それぞれどういう意味かご存知ですか?
そもそも、南無阿弥陀仏と唱えるのは
念仏と言い、
南無妙法蓮華経と唱えるのは題目と
言います。
南無と言うのは、
「身命を捧げ服従し、おすがりします。」
という意味で、
ざっくり言うと南無阿弥陀仏とは、
「阿弥陀様、あなただけよ。」
みたいな感じです。
「アミダサマー!」と仏を念じるから
念仏です。
続いて、南無妙法蓮華経は、
「法華経、超サイコー。」みたいな
感じですね。
他にも、一遍の教えは、
念仏が書かれた札を渡し、浄土に行く
ことが約束された後、
メインイベントで皆で踊る。
なかなかにありがたい教えです。
あと、同じ禅宗と呼ばれていても、
臨済宗と曹洞宗では内容が違います。
「そもさん」「せっぱ」というのを
聞いたことがありますか?
アニメ一休さんをご存知の方は
分かり易いと思うのですが…、
片方が「そもさん!(質問)」と言い、
もう片方が「せっぱ!(受けましょう)」
と言って、座禅を組みながら、
ここでは、師から与えられる仏教哲学に
関する問題を順番に解いていく。
卒業試験に合格したら、
「あなたは悟りを開きました。」
といった感じ、これが臨済宗です。
曹洞宗は、ひたすら座禅。
京都へ修学旅行に行く人は、
もしかすると経験するかも知れませんが、
お坊さんが棒切れを持って、
座禅している人の後ろを巡回する。
そして、意識が乱れている人を「喝っ!」
と言って叩く、アレです。
(私の勝手なイメージも含まれています。)
浄土真宗に関しては、
法然の教えを、弟子である親鸞が発展
させたもの。
細か過ぎても逆効果だと思いますので、
こんな位で良いかと思います。
最後に、
最初の画像は、私が写したものです。
やっぱり、実物を自分の目で見ると
感じるものがありますね~。
デケェわ~って(^^)
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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