【社会科講師の使命-社会科講師が目指すべきもの-】
どうも、野本です。
さて、今回で社会科講師初級編は
恐らく終了となります。
今回は、
社会科講師の使命とは何か
を考えたいと思います。
会社員時代、社会科という教科の扱いは
あまり良いものではありませんでした。
「社会なんて誰でも出来る」というのが、
何故だか会社の通説でしたので…(^_^;)
確かに、穴埋め教材さえあれば、
社会は何となくでも授業は出来てしまう、
そんな教科ではありますよね。
しかし、それは当然、
価値の無い授業を提供することを
前提とした考えであり、
そこには何の意味もありません。
私は長年講師をやってきていますので、
一応全教科担当しようと思えば出来ます。
その中で感じることは、
「一番つまらなく出来るのは社会、一番面白く出来る教科も社会」
なのかなということです。
それは何故なのかと言うと、
「一番自由に出来る教科」だからです。
どんな授業単元であっても、
「導入の切り口を工夫したり、
発問をクイズ形式にしたり、
劇のように解説をしたり、
例え話を恋愛ネタにしたり…。」
とにかく、色々な工夫がこの教科では
可能です。
塾業界で花形教科と呼ばれるのは
数学と英語ですし、
この教科でも工夫しようと思えば
いくらでも可能でしょう。
しかし、社会程の自由度は恐らく無いと
思います。
ですので、社会科講師であるあなたには、
『学習効果の高い、為になる授業』
を展開していって欲しいと思います。
さて、私が思う社会科講師の使命を
あと1つ挙げるのだとすると、
高校入試に関わることかなと思います。
何のことか分かりますか?
当り前のことですよ…。
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(考え中)
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当然、
『必ず社会で高得点を獲得してもらう』
ということですね。
極論ですが、受験勉強において、
数学は苦手であっても
作戦を立てて対応すれば、
何とかなる部分があります。
ただし、社会が苦手と言うのは
その場でアウトです。
偏差値の高い高校を目指す生徒で
社会が出来ないなんてことは、
絶対にあってはなりません。
数学や英語で落とした点数を、
社会や理科でカバーしないと
いけませんよね。
例え、偏差値が高い高校を目指す
生徒では無くても、
勉強すれば点数に結び付き易い教科
であることは言うまでもありません。
故に、高校入試において、
「社会は高得点出来て当たり前」
と言われているのです。
『学習効果の高い、為になる授業』
『必ず社会で高得点を獲得してもらう』
この2つの使命を果たせれば、無敵だと思いませんか?
さて、最後に唐突ですが、
あなたの生徒が将来、
内閣総理大臣になるかも知れません。
または、
有名アスリートになるかも知れませんし、
世界を動かす大物になるかも知れません。
人に教える立場として、
こういうことを念頭に
日々の授業に取り組みたいですね。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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