【日本が誇る天才の活躍-明治時代ネタ】
どうも、野本です。
日露戦争のネタ2回目です。
ちなみに、タイトルの人物は、
一体誰を指しているか分かりますか?
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日露戦争で活躍した天才。
それは、児玉源太郎ですね。
しかし、児玉源太郎については、
話に尾ひれが付き過ぎているのか、
どこまでが本当かは分かりません。
そこで今回は、
児玉源太郎に少し関係のあるお話しが
出来ればと思います。
よろしければお付き合い下さい<(_ _)>
〇日露戦争に対する世界の反応
突然ですが、こちらをご覧下さい。
この絵は、日露戦争の風刺画です。
左側の余裕な感じの大男がロシア、
右側の小さな男が日本を表しています。
そして、その周りに観客として、
各国が見ているという構図です。
この風刺画のように、世界各国が
この戦いに注目していました。
実は、
どちらが勝つか賭けが行われていた
ことをご存知ですか。
しかし、各国はどちらが勝つかなど、
決まり切っていると思っていました。
当然ロシアですよね。
国力が違い過ぎ、どうシミュレーション
してもロシアが勝ってしまうのです。
戦争は、どの国もロシアが勝つと予想。
そう、ある1国を除いては…。
〇ある国とは…
その国だけが、
「日本が勝つ可能性はある!」と
述べました。
その国とは、一体どこでしょうか?
それはなんと、ドイツです。
そして、
「日本が勝つ可能性はある!」
と豪語した人物は、
ドイツ陸軍参謀将校のメッケルです。
彼の言葉に驚き、記者が殺到します。
記者:何故ですか!?
相手はあのフランスのナポレオン軍を
退けたロシアですよ!
日本なんかが勝てる訳が無い!!
メッケル:いや、それでも日本が勝つ
可能性はあるっ!
メッケル:日本には児玉源太郎がいる。
記者:児玉源太郎?誰ですか、それは?
メッケル:児玉源太郎…。彼は間違いなく
天才である!
彼がいる限り、日本に可能性はある!!
ドイツの頭脳と言っても良いメッケルに、
そう言わしめた男。
それこそが、児玉源太郎その人です。
白人が人種差別などを背景に、
植民地を拡大させていくこの時代。
そんな中で、
白人に天才とまで言わせてしまう彼は、
まぎれもない本物なのです。
いかがでしょうか。
司馬遼太郎の小説などでは、
乃木希典に代わり、
彼が二〇三高地の司令官を務め、
ロシア要塞を落とし、
そこから旅順港にあるロシア東洋艦隊に
砲撃の雨を降らせて撃退。
更には、
優れた作戦によりロシア陸軍を倒した
ことになっています。
児玉源太郎が偉大な人物であることは
間違い無いのでしょう。
しかし、
小説は飽くまでフィクションの要素も
あるでしょうから、その内容を信じ込み
過ぎるのは危険かと思います。
授業はもっと面白く語って良い
と思いますから、
余程事実とかけ離れていなければ、
別に構わないのかも知れませんけどね。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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