【~呼びたい警察予備隊-昭和時代ネタ】
どうも、野本です。
ぶっちゃけですが、
歴史のネタはもう少しで終わります。
もう戦後ですからね^^
♪遠かった~、怖かった~、でも~…
みたいな音楽が脳内再生されてます。
でも、そこは不器用な私。
案外長引くかも知れません。
地理・歴史・公民の中で、
一番得意だと思っていた歴史でこのザマ
ですので、他は更に時間がかかるかも…。
そして、
勉強次第でいくらでもネタは生まれます。
一通り終わったとしても、
新ネタが完成すればご紹介致します。
さて、今回は警察予備隊について。
よろしければお付き合い下さい<(_ _)>
Contents
〇警察予備隊の経緯
1950年、朝鮮戦争勃発。
北朝鮮の大軍が韓国を攻撃します。
韓国軍が総崩れした為、
アメリカは日本に駐留している兵士を
朝鮮半島に送りました。
アメリカは焦っていました。
このままでは、日本が軍事的に空白に
なってしまう。
アジアにおける勢力を保てない…。
そう考えたアメリカは、
共産勢力による武装蜂起の鎮圧を目的に、
日本に再軍備を命じます。
![](https://ya-hon.com/wp-content/uploads/2019/05/ダグラス=マッカーサー-300x229.jpg)
![](https://ya-hon.com/wp-content/uploads/2019/05/吉田茂.jpg)
マッカーサー:吉田!頼みがある。
日本を再軍備させてくれ!
吉田茂:日本には憲法がある。軍隊を
持ってはいけないと書いてある。
だいたい、これをつくったのはあなた
じゃないか。
図星を突かれたマッカーサーは、
一度引き引き下がります。
しかし、再びマッカーサーは
吉田茂に伝えます。
マッカーサー:吉田、軍隊はもういい。
警察をつくれ!
吉田茂:警察はもうあります。
マッカーサー:違う!強い警察を
つくるんだ!
そう言われ、成すがままに誕生したのが、
何を隠そう警察予備隊でした。
〇蓋を開けてみると…
こうして出来た警察予備隊。
![](https://ya-hon.com/wp-content/uploads/2019/05/警察予備隊-300x205.jpg)
戦後で失業者が多く、
7万5000人の募集に対し、
38万2000人もの応募がありました。
中には、警察と間違え入隊してしまった
方もいたようです(笑)
しかし、蓋を開けてみると、
そこは武器を持った組織(軍隊)でした。
でも、表沙汰には軍隊と呼べません。
まさに、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
警察と呼びたい、
警察予備隊
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という訳です。
お後がよろしい(?)ようで。
〇おわりに
いかがでしょうか。
1954年、警察予備隊は保安隊を経て、
自衛隊へと名を変えます。
![](https://ya-hon.com/wp-content/uploads/2019/05/自衛隊-300x200.jpg)
ちなみに、
自衛隊は英語で「Self Defence Forces」
なのですが、
外国に対し、そんな名乗り方をしている
のでしょうか。
そんな訳ありませんね。
相手からしてみればイミフ(意味不明)
ですから。
普通に「日本陸軍」「日本海軍」と
名乗っています。
日本国内では「軍隊ではない」と言い、
海外では「軍隊」として扱われている。
現在の自衛隊はそんな立場なのです。
海上自衛隊の艦船は、
戦艦でも巡洋艦でもなく護衛艦。
![](https://ya-hon.com/wp-content/uploads/2019/05/護衛艦はたかぜ型-300x200.jpg)
爆撃機ではなく、対地支援戦闘機。
![](https://ya-hon.com/wp-content/uploads/2019/05/対地支援戦闘機-300x144.jpg)
自衛隊に掛かる費用は、
軍事費ではなく防衛費。
自衛隊は戦力ではなく、
自衛のための必要最小限の実力。
なんだか、訳分からなくなってきます。
と言いますか、平和の理念を掲げるのは
必要なことだと思います。
しかし、こんな状況では、
その場しのぎを懸命にずっと続けている
に過ぎません。
その場しのぎではない、
深い議論が出来る日は来るのでしょうか。
あなたはどうお考えですか。
最後に、朝鮮戦争に関連して
・特需景気
・警察予備隊 → 自衛隊
ここは繋げて覚えさせたいですよね。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
最近のコメント