【~呼びたい警察予備隊-昭和時代ネタ】
どうも、野本です。
ぶっちゃけですが、
歴史のネタはもう少しで終わります。
もう戦後ですからね^^
♪遠かった~、怖かった~、でも~…
みたいな音楽が脳内再生されてます。
でも、そこは不器用な私。
案外長引くかも知れません。
地理・歴史・公民の中で、
一番得意だと思っていた歴史でこのザマ
ですので、他は更に時間がかかるかも…。
そして、
勉強次第でいくらでもネタは生まれます。
一通り終わったとしても、
新ネタが完成すればご紹介致します。
さて、今回は警察予備隊について。
よろしければお付き合い下さい<(_ _)>
Contents
〇警察予備隊の経緯
1950年、朝鮮戦争勃発。
北朝鮮の大軍が韓国を攻撃します。
韓国軍が総崩れした為、
アメリカは日本に駐留している兵士を
朝鮮半島に送りました。
アメリカは焦っていました。
このままでは、日本が軍事的に空白に
なってしまう。
アジアにおける勢力を保てない…。
そう考えたアメリカは、
共産勢力による武装蜂起の鎮圧を目的に、
日本に再軍備を命じます。
マッカーサー:吉田!頼みがある。
日本を再軍備させてくれ!
吉田茂:日本には憲法がある。軍隊を
持ってはいけないと書いてある。
だいたい、これをつくったのはあなた
じゃないか。
図星を突かれたマッカーサーは、
一度引き引き下がります。
しかし、再びマッカーサーは
吉田茂に伝えます。
マッカーサー:吉田、軍隊はもういい。
警察をつくれ!
吉田茂:警察はもうあります。
マッカーサー:違う!強い警察を
つくるんだ!
そう言われ、成すがままに誕生したのが、
何を隠そう警察予備隊でした。
〇蓋を開けてみると…
こうして出来た警察予備隊。
戦後で失業者が多く、
7万5000人の募集に対し、
38万2000人もの応募がありました。
中には、警察と間違え入隊してしまった
方もいたようです(笑)
しかし、蓋を開けてみると、
そこは武器を持った組織(軍隊)でした。
でも、表沙汰には軍隊と呼べません。
まさに、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
警察と呼びたい、
警察予備隊
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という訳です。
お後がよろしい(?)ようで。
〇おわりに
いかがでしょうか。
1954年、警察予備隊は保安隊を経て、
自衛隊へと名を変えます。
ちなみに、
自衛隊は英語で「Self Defence Forces」
なのですが、
外国に対し、そんな名乗り方をしている
のでしょうか。
そんな訳ありませんね。
相手からしてみればイミフ(意味不明)
ですから。
普通に「日本陸軍」「日本海軍」と
名乗っています。
日本国内では「軍隊ではない」と言い、
海外では「軍隊」として扱われている。
現在の自衛隊はそんな立場なのです。
海上自衛隊の艦船は、
戦艦でも巡洋艦でもなく護衛艦。
爆撃機ではなく、対地支援戦闘機。
自衛隊に掛かる費用は、
軍事費ではなく防衛費。
自衛隊は戦力ではなく、
自衛のための必要最小限の実力。
なんだか、訳分からなくなってきます。
と言いますか、平和の理念を掲げるのは
必要なことだと思います。
しかし、こんな状況では、
その場しのぎを懸命にずっと続けている
に過ぎません。
その場しのぎではない、
深い議論が出来る日は来るのでしょうか。
あなたはどうお考えですか。
最後に、朝鮮戦争に関連して
・特需景気
・警察予備隊 → 自衛隊
ここは繋げて覚えさせたいですよね。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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