【国民決意の標語-昭和時代ネタ】
さて、突然ですがクイズです🎩
大政翼賛会と新聞社で募集した、
「国民決意の標語」で選ばれた作品は?
サクッと出てきますか~?
・
・
・
(考え中)
・
・
・
はい、いかがでしょうか。
正解はぁ~~~、、、ジャジャン♪
『欲しがりません勝つまでは』ですね🎯
どうも、野本です。
3月🌸も残りわずかですね。
このままソッコーで新年度が始まり、
気付いたら今年も残すところ数カ月…、
なんて言ってそうですね。
で、今回は冒頭の内容に関連する、
戦時中の人々の暮らしに関する小ネタを
ご紹介致します。
よろしければお付き合い下さい<(_ _)>
〇石油ポンプ
当時、
醤油は1ヶ月に瓶1本で配給されました。
万が一割ってしまったら、大変なことに
なってしまいます。
しかし、ある家庭の母親が、
なんとその瓶を割ってしまいました。
その為、母親は近所から醤油を少しずつ
分けてもらいます。
何度も何度も頭を下げて…。
母親のそんな姿を見ていた少年。
「お母さんが瓶を割ってしまったのは、
手がかじかんでしまって、上手く醤油を
移し替えられなかったからだ。」
そう思い、少年は自分なりに考え、
簡単に醤油を移し替えられる道具を発明。
それを母親にプレゼントしました。
その道具の名前は「醤油チュルチュル」。
発明した少年は、後のドクター中松です。
この「醤油チュルチュル」が、
石油ポンプの源流だと言われています。
(一説に過ぎませんが…。)
〇赤紙と…
赤紙を知らない方はいらっしゃらない
と思います。軍隊の召集令状ですよね。
しかし、他にもあるのをご存知ですか。
〇紙のように、〇には色が入ります。
さあ、一体何の色が入るのでしょうか。
次の3つから選びましょう。
①黄紙
②黒紙
③白紙
・
・
・
(考え中)
・
・
・
はい、いかがでしょうか。
正解はぁ~~~、、、ジャジャン♪
『③白紙(しらがみ)』でしたー🎯🎊
白紙は徴用の動員令状です。
労働力不足を解消する為に必要でした。
しかし、過酷な労働条件であった為、
赤紙と同様恐れられたそうです。
また、②黒紙は、普通に考えて
文字が見えませんので無いですね。
赤紙と白紙以外にも、退職した人達を
職業指導者として動員する、「青紙」
というのがありました。
良い悪いは敢えて置いておきますが、
日本国民全員で当時の日本を支えていた
と言えます。
当時の有名な標語に、
兵隊さんは命がけ、私たちはたすき掛け
というのがあったそうです。
いかがでしょうか。
この他にも、国家総動員法にちなみ、
国内資源の補給の為に銅像が回収され、
台座に何も無くなってしまっている。
そんな現状などを授業の掴みでやって
見ても良いですよね。
写真を見せて、
コレ、何で無くなったんだろう?とか。
こういった一工夫だけでも、
子どもの食いつきが違うはずです。
また、欲しがりません勝つまではの歌や、
今回のお話に関係しませんが、
月月火水木金金なんかも有名ですね。
YouTubeで紹介されています。
最後に、1938年 国家総動員法
♪我々が1938(戦や)る時総動員
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
最近のコメント