【薩長同盟という奇跡-江戸時代ネタ】

江戸時代




 

【薩長同盟という奇跡-江戸時代ネタ】

 

 

どうも、野本です。

 

もう10月も終わってしまうんですね。

夕方が滅茶苦茶暗いです。

 

しかも寒くもなってきているので、

風邪には要注意ですね。

 

私が住んでいる地域では、最近雨が多く、

スマホの警報が鳴りました。

警報が出た時も鳴りましたが、

警報が取り消しになった時も鳴りました。

 

どっちでも鳴るんですね、コレ…。

鳴る度にビックリするんですけどね。

(何も知らせが無いよりはマシか…?)

 

話を本題に移しますが、

今回は薩長同盟についてのお話しです。

よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

 

 

〇長州藩は薩摩藩を恨んでいた

 

薩長同盟を結んだくらいだから、

薩摩と長州って仲は悪くなかったんじゃ?

 

そんな風に考えてしまう生徒がいますが、

そんなにヌルイものではありません。

ヌルヌルのヌルハチですよ、それじゃ…。

 

少なくとも、

長州藩は薩摩藩を恨んでいました。

 

同盟を組む前の時点では、

薩摩藩は幕府側に付いていた時があり、

長州藩とも戦っていました。

(禁門の変が有名ですが、中学内容では

ありません。)

 

この時、薩摩藩によって多くの長州藩士

が殺されたのです。

 

後の木戸孝允、桂小五郎のまたの名は、

「逃げの小五郎」。

(と言っても、滅茶苦茶強いですよ。)

 

しかし、この時ばかりは、

「西郷っ!!仲間達の仇は、この桂が

必ず取ってやる!!」

そう言い残したと言われています。

 

その後、どちらの藩も攘夷が不可能

であることを悟ります。

二つの藩が出した答えは倒幕でした。

 

しかし、もうお気付きでしょう。

同盟など簡単に組める訳が無いことを。

 

これをやってのけたからこそ、

あの坂本龍馬は偉大な人物なのです。

 

 

〇奇跡の薩長同盟

 

坂本龍馬の仲介によって、

薩摩藩と長州藩の話し合いが

進められようとしていました。

 

ところが、

お互いに話す言葉などありません。

 

痺れを切らした桂小五郎は、坂本龍馬に

言いました。

 

桂:坂本君、もう無理だ。我々が薩摩藩

と同盟なんて組める訳ない。

君も分かっているだろう?

薩摩藩によって我々の同胞が何人も

殺されているんだ。

それに、もしこちらから同盟を組もうと

言ったなら、それは我々が薩摩藩に

謝っているみたいではないか。

 

坂本:分かりました。でも、ちょっと

待って下さい。

薩摩藩と話を付けてみます。

 

桂小五郎にそう言った坂本龍馬。

直ぐに西郷隆盛に会いに行きます。

 

桂小五郎との話を西郷隆盛に伝えると、

 

西郷部下①:ふざけるなっ!西郷さんは

悪くないっ!!

 

西郷部下②:悪いのは長州だろっ!!

 

西郷部下③:西郷さんが何故謝るっ!!

西郷隆盛の部下達が反発し、

とてもではないが、話はまとまりません。

 

が、しかしっ!

 

?:…下げ申す。

 

周囲:え!?

 

西郷:それで、長州と同盟が組めるなら、

こんな頭、いくらでも下げ申す。

 

なんとも信じ難い話ではありますが、

西郷隆盛が頭を下げると言ったのです。

 

それを聞いた西郷隆盛の部下達は、

「さすが西郷さん!」「器が違う!」と

同調しました(笑)

 

こうして、お互いが歩み寄り、

ここに薩長同盟が成立します。

 

いかがでしょうか。

 

まあ、西郷隆盛が実際に頭を下げたかは

分かりませんが、

薩長同盟がいかに困難なものだったのか、

それが分かるお話しです。

 

熱く語りたい所ですね。

 

また、ここら辺って、

生徒はきちんと流れを掴めていますか?

 

割とトンチンカンな把握しかしていない、

そんな生徒が多いです。

結構難しい所ですけどね。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。