【終戦と昭和天皇-昭和時代ネタ】

昭和時代




 

【終戦と昭和天皇-昭和時代ネタ】

 

 

9月2日、戦艦ミズーリ号の中で、

降伏文書の調印が成されました。

この時の机なんですが、

一体誰の机だったかご存知ですか?

ヒント:日本人の中でもかなり有名な

アメリカ人のものです。

(考え中)

はい、いかがでしょうか。

正解はぁ~、、、ジャジャン♪

『ペリー』でした🎯👏👏👏🎊

 

「アメリカの勝利をペリー提督に捧げる」

そんな意図があったのです。

 

どうも、野本です。

取り合えず終戦まで来ました。

 

小中学生に教える場合、終戦まで来たら、

「早よ歴史を終わらせねば!」

っていう感じの意識が強くなりがちです。

 

そこはまあ、やり方それぞれですが、

歴史ネタはもう少し続きますので、

よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

(と言いますか、私の勉強次第で無限に

続きます。)

 

今回は、

終戦に関連する昭和天皇のお話です。

 

 

〇昭和天皇とマッカーサー

 

降伏文書に調印した日本。

直ぐに、アメリカを中心とする連合国の

支配下に置かれてしまいます。

 

日本を実効支配するのは、

連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)。

 

そのトップが、ダグラス=マッカーサー

でした。

 

マッカーサーが日本に来ると、

9月27日、昭和天皇はマッカーサーに

会いに行きます。

 

当時、

天皇を死刑にすべきというアメリカの

世論は80%を占めていました。

 

更に、

ソ連、オーストラリア、イギリス、中国

も同様の考えでした。

 

マッカーサーは、

「どうせ、命乞いをしに来たんだろう。」

昭和天皇をその程度の人物としか思って

いませんでした。

 

しかし、見下していた昭和天皇の言葉は、

それ故に重く彼に突き刺さりました。

 

「私が日本国の最高責任者です。

戦争の責任は全て私にあるのであって、

日本国民達に罪はありません。

私は、いつでも処刑される覚悟は出来て

います。しかし、現在の国民達は、

着る物もなく、食べる物もなく、住む場

もなく苦しんでいます。

どうか、閣下の温かいご配慮で、国民達

の衣食住だけはご高配を賜りますよう。」

 

昭和天皇のこの言葉を聞いた時、

マッカーサーは昭和天皇に対する無礼な

態度を改めます。

 

そして、

昭和天皇に対し敬意をもって接しました。

 

のちにマッカーサーは回顧録で、

昭和天皇を「日本国最高の紳士である」

と述べています。

 

 

〇何故、天皇制が残ったか

 

マッカーサーは気付きます。

小国日本が何故、これ程までに強く、

アメリカを苦しめたかを。

何故、一人一人がこれ程までに立派で、

高い精神性を持っているのかを。

 

そして、

その中心となる天皇を死刑にすれば、

日本国民の怒りは永遠に消えることなく、

アメリカに向き続けるであろうことを。

 

マッカーサーが今まで見てきた国の中で、

こんなにも国民が強く結びついてる国は

日本だけでした。

 

それ故マッカーサーは、

天皇を死刑にすることがどれ程アメリカ

に不都合な現実をもたらすのかをまとめ、

アメリカ政府に電報を送ります。

 

結果、昭和天皇を死刑にすることは

何とか回避されました。

 

もし、ここで昭和天皇を処刑していれば、

マッカーサーの命も危なかったでしょう。

 

昭和天皇はマッカーサーに救われました。

しかし、同時にマッカーサーも、

日本をまとめる為には昭和天皇が必要

だったのです。

 

 

〇おわりに

 

いかがでしょうか。

 

もう直ぐ平成の時代が終わり、

新しく「令和」になろうとしています。

 

しかし、私達は日本の歴史を全く知らず、

当然のように天皇のことについても

殆ど知りません。

 

そもそも、これが当時のアメリカの狙い

だった訳ですが、

それが分かっているはずなのに、

どうして教育を変えないのでしょうか。

 

日本の現状は、当時のアメリカの影響が

確かに強いかも知れません。

しかし、それは最早過去のことです。

 

歴史の真実を追求することは勿論大事。

そして、それを知った上ならば、

現状も変えられるのではないでしょうか。

 

今回のネタは、東京裁判の部分や、

天皇が日本国の象徴となった部分で

使えそうですね^^

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。

 

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