【期限が迫ってきました-社会の扉】
突然ですが、クイズです。
3月7日
2019年3月7日は、
ある世界的プロジェクトを日本で行うか
否かの期限となっています。
これは、日本の科学技術と教育の発展に
大きく関係するものです。
それだけではありません。
世界にも大きな影響力をもたらします。
さて、一体、何の期限でしょーーか!
・
・
・
(考え中)
・
・
・
はい、いかがでしょうか。
正解はぁ~~、ジャジャン♪
『ILC(国際リニアコライダー)』です🎯
〇ILC(国際リニアコライダー)とは
一体何ぞ(・・?
と思われる方もいらっしゃると思います。
正直、私もそんなに分かりません。
北上山地の地下に、20kmもある
超電導空間のトンネルを建設し、
そこで電子と陽電子を衝突させることで、
一時的にビッグバンと同じ状況を再現。
そうすることで、
宇宙開闢(かいびゃく)の謎を解き明かす、
とんでもなく壮大な研究施設のことです。
その建設予定地に、日本が選ばれている。
日本が世界の科学技術を牽引する、
またとないビッグチャンスなのです。
詳しくはコチラ↓
ILC推進-岩手県ホームページ
http://www.pref.iwate.jp/seisaku/suishin/ilc
〇どんな良いことが?
ちなみに、建設には10年間かかると
言われています。
その総額は、日本負担が5000億円。
要するに、1年500億円。
野村総研の計算によると、
その経済効果は4.7兆円です。
この時点でやるべきなのは
言うまでも無いことなのですが、
それだけではありませんよね。
世界の物理学者が日本に集結することで、
物理学研究の最先端地が日本の東北地方
になるのです。
東北復興に大きく貢献するのは勿論、
日本の教育にも影響を与えるでしょう。
教育は、国家百年の大計。
世界最先端の物理学を、日本の子供達が
継承していくことにも繋がります。
また、こういった研究を世界で行う中で、
様々な技術発展をもたらしました。
WEBなどがその代表例です。
(世界中の研究者達が情報を交換する為に、
WEBが発展しました。)
つまり、このプロジェクトは、
やるだけでも十分な意義があるものです。
〇現在の状況
これが問題なのですが、
GOサインを出す期限は、2018年末
だったのです。
しかし、日本学術会議という機関が、
グダグダやっていて決められない。
そんな、なんとも情けない状況でした。
そこで、
期限が3月7日までとなったのです。
これを言い換えると、
==================
世界が待ってくれています。
==================
(・・? やらない手は全く無いはずの、
このプロジェクト。
一体、何故日本は足踏みしているの?
〇KUNINOSYAKKINGA~(´Д`)
繰り返しますが、やらない手は無い
ILC(国際リニアコライダー)。
しかし、悲しいかな。
国の借金が~Zが日本には存在します。
↑永井豪先生、すいません。
この方々が、ILC推進派の研究者達を
潰しにかかっているようです。
(あ、この方々っていうのは、
勿論、財務省とその手下の人達です。)
例えば、「ILCに金がかかるから、
お宅の研究費を削るよ」みたいな感じで。
いや、ILCのお金は、
_人人人人人人人人人人人人人人人人_
付け足せよ!(# ゚Д゚)
 ̄YYYYYYYYYYYYYYYY ̄
しかも、カネ、カネ、カネのみならず、
「何故、物理学にだけそんなにお金を
つぎ込むのか!?」
「5000億円出すんだったら、
ノーベル賞はとれるんだろうな!?」
こんな聡明さの欠片も無いことを、
日本学術会議の一部の人間も言っている
そうです。
この記事を読んで下さっているあなたは、
どう思いますか。
私は、少なくとも必要な投資に関しては、
しっかりとすべきだと思いますが…。
とにかく、期限は3月7日です。
もし、NO!だった場合、
盛大にその選択を笑ってやりましょう。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
最近のコメント