『非常時と日本の国防』で天才の思想に触れました!

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『非常時と日本の国防』で天才の思想に触れました!

 

 

どうも、野本です。

今回の件名ですが、これはある日本人の講演録を書籍としてまとめたものです。

 

彼は軍略の天才と呼ばれ、陸軍士官学校創設以来の頭脳とよばれた人物です。

さて、誰でしょうか❓🕊🎩🕊

(考え中)

(考え中)

はい、いかがでしょうか。

これは石原莞爾ですね。満州事変の首謀者として知られています。

File:Kanji Ishiwara2.JPG
不明 – 毎日新聞社「一億人の昭和史 1930年」より。, パブリック・ドメイン, リンクによる

▼石原莞爾の記事、よろしければご覧下さい<(_ _)>▼

【戦争の天才ここにあり-昭和時代ネタ】

 

この石原莞爾の講演録を読んだ感想を題材に、今回はお話出来たらと思います。

よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

 

 

石原莞爾が講演した当時の社会情勢

 

自由主義の苛烈な競争

この講演が行われたのは、欧米列強の植民地支配が凄まじい時期です(ずっと続いてきていますけどね…)。その中で日本も、満州国を建国して国際連盟を脱退し、大東亜共栄圏といったようなアジア版アメリカを建設しようとしていました。

まぁ、日本がどうこうというよりは、白人至上主義でどんどん他人種を支配していく欧米列強がどうかしていると、私自身はそう思っています。

拡大し続ける自由主義と他人種を支配しても良いと考える驕りが、悲惨な植民地支配や戦争へと突き進めていったのではないでしょうか。

持てる国と持たざる国。力があった当時の国家もこの2つで分かれ、結局は同じような方向に向かってしまったのですが…。この頃の日本の合言葉は「満州と蒙古は日本の生命線」というように、欧米列強とは形こそ違うものの、日本も自らの領域を越えていきました。

 

農村の没落

現在にも通じるような、自由主義経済の下での貧富の格差を象徴していますよね。私個人としては、実際にお金の知識があれば、どんどん農村を救済するような政策が打ち出されても良かったのではと感じます。

ですがニューディール政策のようなことがようやく行われ始めた時代ですから、何故そうしなかったのかを責めるのは無茶ぶりというもので、仕方がないのかも知れません。

ただ、本来であればここが物凄く大事なポイントだと思います。当時の農村は貧しく疲弊しきっていました。「娘の身売り」というのが有名なように、貧しさによる理不尽がまかり通ることもありました。この農村の中の優秀な学生が士官学校に入り、軍人として力をつけていき、そして起こしたのがよく知られている二・二六事件ですよね。

File:2 26 Incident.jpg
不明 – http://totalmatomedia.blog.fc2.com/blog-entry-1969.html?sp, パブリック・ドメイン, リンクによる

ということはつまり、この頃に的確な経済政策を打ち出すことが出来ていれば、二・二六事件は起こらなかったかも知れませんし、後に続く戦争も回避出来たのかも知れません。

 

 

石原莞爾の講演内容でグッときたトコ

 

覇権争いは日米

まぁ、石原莞爾がそもそも日本人なので単純にこう思ったのかも知れませんが、大東亜戦争(太平洋戦争)のことに当てはめることは出来ますね。覇権争いがそのことを述べていたのであれば、これはモロに当たっています。まさにピッタシカンコンです🎊

ただし、この戦争の裏にはいわゆる国際金融資本の思惑があったことも確かだと思います。満州国の建国や大東亜共栄圏の確立など、日本のやっていたことは彼らにとって邪魔でしかなく、そのために完膚なきまでに潰されてしまったとも考えられます。

 

驚異的な科学の進歩

これは石原莞爾自身が述べたことではありませんが、面白いことに、1960年代に人類が経験したことがない大発明が完成すると、そう予言した女性がいたそうです。

それは全く驚異すべき大発明であってポケットにもはいる程の小さな機械ではあるが、それを持って居ると世界中のあらゆる出来事を感知することができると云うのだ

…これ、スマホじゃね?

そして、その女性はこの大発明が完成した時、世界における最後の戦争が始まるとも予言したそうです。

空想的な発明の数々を実現させる国が世界の統治者となり、それは日本に他ならないと石原莞爾は言い、日本人がいかに優秀な民族であるかを述べています。

 

東洋の経済の地位を確立

故に日本は東洋に於ける経済的地位の確保を一日も速かに実現しなければならないのであります。

このように、どんな状況においても経済の地位を確立させることが先決であると、石原莞爾は述べています。これは本当にその通りだと思います。言うまでもなく、経済の地位が確立されているからこそ世界的な発言権や主導権を握れるのであって、無ければそれらの掌握はあり得ません。

また、当時の日本は数百万人の失業者を抱えており、工業機械も半数を休止させている現状にありました。これらを動員させ、生産力を強化させることを考えられないのかと、当時の政府や政治家たちを批判しています。

 

 

おわりに

 

いかがでしょうか。

この石原莞爾は面白い(?)人物で、陸軍士官学校の美術の時間に、自分の股間を描いて提出して教官を困らせたなどのエピソードがあります(笑)

天才と言われているように、当然のことながら弁も立ちますが、軍略や思想も感じさせられるものがあります。分かりづらいかと思ったら、意外にも分かり易い内容でした。価格も安いので、よろしければいかがでしょうか。

 

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。

 

 

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