【日本人には分からない!?ガザでの戦争を引き起こすほど重要な資源の存在】
どうも、野本です。
今回は前回に続く内容になります。
前回ではガザ地区での戦争に対する、
報道されない各国の目的をご説明しました。
しかし、前回の内容だけではありません。
まだ違った視点も存在します。
前回の記事と見ていただければ、
ガザ地区のイスラエルとハマスの争いが、
どれだけ複雑なものかをご理解いただけると思います。
もし良かったら関連記事も合わせてご覧下さい<(_ _)>
【ガザでの戦争、各国の目的は〇〇だった?フォロー・ザ・マネーの世界】
〇ガザ地区を含む中東の敵対関係の変化
中東地域の多くの国家は、
イスラエルとの関係が良好ではない場合が多いです。
ここには、そもそもの民族や宗教の違い、
領土問題などの様々な背景がありますよね。
しかし最近は、
関係が改善されてきている国家が増えているのです。
例えばサウジアラビア。
イスラム教国家であり、イスラエルとは犬猿の仲でした。
しかし、このサウジアラビアとも関係の改善が進んできています。
それどころか、
他にもモロッコなどとの関係も修復されてきているのです。
これは一体、何があったのでしょうか?
〇関係修復の媒介とガザの戦争の背景
秀逸なイスラエルの外交戦略
元々犬猿の仲であったイスラエルとサウジアラビア。
この関係修復の媒介になっているものは何でしょうか?
考えてみて下さい。
【ヒント】ある資源です…。
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はい、いかがでしょうか。
この前、天然ガスって言ってただろーがッ!!って言われそうですが、、、
実は「水」が正解です。
ガザ沖に眠る天然ガス以外にも、水がポイントなのです。
この地域は砂漠など、乾燥した場所が多いです。
砂漠国であるサウジアラビアにとって、水が石油などよりも大事なのです。
どういうことかと言いますと、
イスラエルは水に関する技術で世界トップクラスの国家です。
もともとイスラエルも水資源には乏しい国家でした。
しかし、海水を淡水化する技術、下水をリサイクルする水再生技術、
これらが凄まじく発展しました。
水資源に乏しい国家の多くには、この技術はとても魅力的に映るでしょう。
これらはイスラエルの外交戦略なのだと思いますが、
水を媒介として、両国の利害関係の落としどころが見つかったのかと。
また、先ほどのモロッコとの関係の改善についても、
その理由はサウジアラビアと同様です。イスラエル恐るべしですね。
ガザの戦争の背景
ただ、そうなってくると、現在でも敵対関係が続いている国家は脅威に感じるハズです。
この流れに待ったをかけるように、ハマスがイスラエルを攻撃しました。
2023年の10月にハマスがイスラエルに攻撃をした理由が、
イスラエルとサウジアラビアの関係が良くなったことにあると言われています。
また、パレスチナ自治政府はイスラエルに水資源を握られています。
イスラエルはヨルダン川上流の地域などを支配していますからね。
※下の地図の、イスラエル国内にある点線で囲まれた2つの場所が、
パレスチナ自治政府になります。
By Own work – http://www.un.org/Depts/Cartographic/map/profile/israel.pdf, Public Domain, Link
ガザ地区に住む人々は、イスラエルから高い値段で水を買い取っている流れにあります。
この状況を考えてみると、ハマスがイスラエルを攻撃している理由も見えてきませんか?
民族や宗教のお話も確かにあるのかも知れませんが、
実際に人が行動に移すのは利害関係からと言えそうです。
〇おわりに
いかがでしょうか。
まぁ、もともとはイギリスの二枚舌政策が
良くないとしか言いようがありませんが…。
今では領土問題以外にも、
天然ガスや水などの資源が争いの火種になっているのです。
さらには自分達以外の利害関係も絡み、
一向に収束が進まない事態になっています。
では、今回はこの辺で。
このブログを読んで下さる方々に
最大の敬意を込めて。
あなたの生徒が輝く授業を
最大限していきましょう。
ありがとうございました。
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