【世界の気候雨温図のポイント】

人々の生活と環境




 

【世界の気候雨温図のポイント】

 

 

突然ですが、

あなたは、雨温図を見分けるポイントを

きちんと伝えていますか。

どうも、野本です。

今回は、指導初心者の方に向けたお話。

 

中学1年生の最初の難関ですからね。

子ども達に、きちんと押えてもらいたい

ところです。

 

ちなみに、多くの中学校では、

1学期期末試験で出題されてしまって

いますけど(T△T)

(現在、2019年7月31日)

 

でも、良いんです。

指導方法にまだ自信が無い方の参考に

なるでしょうし、

 

来年めでたく指導者となる方の目に

留まるかも知れませんし…。

 

とにかく投稿するぜ!の精神でいきます。

 

この『社会科講師の流儀』は、

塾業界の方や、他の教育関係者の方に

多く読んで頂いています。

 

だから、長期休暇期間って、

結構PV数が下がるんですよね(-_-;)

 

でも、そんな時でも、

あなたのように読んで下さる方が

いらっしゃいます。

 

普通に凄いと思いますよ。

そんなあなたの一助になれば幸いです。

 

 

〇熱帯

 

<熱帯雨林気候>

これは、見れば分かりますよね。

暖かく降水量も多いので、

密林が広がる場所になります。

 

<サバナ気候>

暖かく雨も結構多いのですが、

雨季と乾季が存在しています。

 

よって、密林ではなく、

樹木がまばらに生えた草原が広がります。

 

 

〇乾燥帯

 

<さばく気候>

これも見て分かるので、このままスルー。

しかし、雨少ないですね。

 

<ステップ気候>

これも見て分かり易いかと思います。

さばく気候の次に雨が少ないですよね。

 

しかし、降らないと言う訳ではないので、

砂漠ではなく草原が広がります。

 

ちなみに、6~8月が気温が低く、

1、12月が気温が高くなっているのは、

南半球だからですね。

 

 

〇温帯

 

<西岸海洋性気候>

雨が平均的に降るのが特徴です。

また、イギリスが高緯度の割に

比較的温暖な理由なども聞かれますね。

 

「暖流の上空の暖かい空気を、

偏西風が運んでくるから」ですよね。

 

<地中海性気候>

夏は降水量が少なく、乾燥するのが特徴。

これだけで直ぐに判別出来ます。

 

<温暖湿潤気候>

もう少し分かり易い雨温図の方が

良かったですね。

特徴はつかみづらい為、一先ずパス。

 

上の西岸海洋性気候と区別しづらいです。

しかし、西岸海洋性気候は

冬でも比較的温暖な気候ですから、

そこで判別は可能です。

 

 

〇冷帯

 

これも、温暖湿潤気候と同様、

特徴がつかみづらい為、一先ずパス。

 

一応特徴を述べますと、

暑い月と寒い月の較差が大きいです。

 

 

〇寒帯

 

<ツンドラ気候>

短い夏が存在し、

その時は0度を上回ります。

ここでコケ類が生えるんですね。

 

これだけで判別可能です。

以上、次!!

 

<氷雪気候>

これも見ただけで分かりますね。

クソ寒い。以上!!

 

 

〇おわりに

 

そんな訳で、判別する為の特徴が

つかめないのは、

温暖湿潤気候と冷帯となります。

 

それ以外の雨温図は特徴があるので、

この二つをきちんと判別出来れば

全てを見分けることが出来ます。

 

温暖湿潤気候と冷帯の判別は簡単。

気温が寒くなる方が冷帯です。

 

という訳で、全てコンプリートです。

その上で、

【雨温図のまともな問題差し上げます!】

ここにある問題をやって見て下さい。

 

では、今回はこの辺で。

 

 

このブログを読んで下さる方々に

最大の敬意を込めて。

あなたの生徒が輝く授業を

最大限していきましょう。

ありがとうございました。