【ネタの時間がありません-社会科講師の相談】

社会科講師の相談(コメント返信)




 

【ネタの時間がありません-社会科講師の相談】

 

 

どうも、野本です。

今回は、お悩み相談の内容をシェア

させていただきます。

 

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始めまして。〇〇と申します。

私が勤めている塾は、

数英の時間は80分と長いのですが、

社理の時間は45分と短い設定です。

 

色々と話したいことがあるのですが、

時間の制限があり難しいのが現状です。

私の授業が悪いのかも知れませんが、

45分にも関わらず、

社会の授業中は皆退屈そうにしています。

 

野本さんなら、こういう状況では

どんなことを心掛けますか?

参考にさせていただきたいです。

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B様

 

ご連絡ありがとうございます。

社会45分ですか。社会科講師泣かせ

な時間設定ですね。

 

一応、集団指導であることを前提として

お話します。

もし、違っていたらご連絡下さい(笑)

 

失礼な話、

45分で授業をした経験が無い私ですが、

B様のお役に立てたら幸いです。

 

さて、私ならどんなことを心掛けて

授業をするかということですが、

意識するのは以下の5つです。

 

①板書を準備しておく

②話す内容を意識する

③つかみ

④1.5倍の法則

⑤予告する

 

これだけだとイミフ(意味不明)な内容も

あるので、

一応、全てご説明致します。

 

 

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①板書を準備しておく

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全て板書する授業なら、話が違うかも

知れません。

 

しかし、45分という中で、

穴埋めのプリントを使用する場合、

重要箇所の板書を準備しておくと、

かなり早く授業を進めることが出来ます。

 

進む速度は恐らく、1.5倍くらいには

なるかと思います。

 

また、生徒の方をしっかり見て授業が

出来るメリットもあります。

 

それで稼いだ時間で、

生徒の為になること、面白いネタなどを

話してあげることは可能ですね。

 

 

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②話す内容を意識する

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まあ、何か面白い話をしてあげるなら、

ドカンと時間をとってしたいものですが、

 

何も、それだけが面白い授業の条件

という訳ではありませんよね。

 

教科書や塾のテキストを読み上げている

ような内容だと、

それは家で出来るとなってしまう訳です。

 

よって、先生が話す内容が、

教科書と一味違うだけでもネタと言える

のだと思います。

 

例えば、

「1909年に伊藤博文が暗殺され、

その翌年、日本は韓国を併合しました。」

ではなく、

 

「1909年、伊藤博文が安重根という

男に殺されました。

しかし、伊藤は植民地政策を止めようと

していた人物です。その伊藤が殺されて、

1910年、日本は韓国を併合します。」

 

のような感じだと、

「え、そうなの!?」となりますね。

 

更に、こういう時、

大事なところは感情を載せて話すと

もっと良いと思います。

 

ただ、逆に話が長くなり過ぎないように、

注意は必要ですね。

 

 

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③つかみ

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時間が無いことが前提なので、

あまり引っ張り過ぎる内容では駄目

なのだと思いますが、

 

時間をあまり使わない、授業に繋がる

内容のつかみは大事でしょう。

 

これに関しては申し訳ありませんが、

私のブログ内の『社会科講師発展編』を

参考にしていただけると幸いです。

『社会科講師発展編』

https://ya-hon.com/category/hattenhen

 

 

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④1.5倍の法則

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これ、ご存知ですか?

単純で、通常の1.5倍のスピード

を意識して話すだけです。

 

ただ、これがかなり有効。

通常のスピードで話す時よりも

生徒の頭の回転が速くなることで、

学習効果も増します。

(速聴効果というらしいです。)

 

こうすることで、通常よりも様々なこと

を伝える機会が生まれます。

 

ただ、自分が普段からどれ位のスピード

で話しているのかは、

きちんと把握しておく必要があります。

 

飽くまで、普通の1.5倍のスピード

ですからね。

早口過ぎて、何言ってるのか分からない

とはならないよう、注意が必要です。

 

 

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⑤予告する

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面白い話をすることを、予告してみる

のも手かも知れません。

 

「次回は面白いネタを紹介しよう。

だから、今回は進むだけ進むよ。」

みたいな感じです。

 

進度はきちんと取らなければ

ならないですからね。

 

こうすることで、

進度をきちんと確保した上で、

心おきなくお話することが出来ます。

 

生徒がワクワクして塾に来てくれたら

最高ですね。

 

ただ、その話がスベらないように

注意はしましょう。

まあ、スベるのは絶対付きものでは

ありますが…。

 

そんな時は、

勢いでゴマかしてしまいましょう(笑)

 

 

さて、取り合えず、

今の私が考え付いたことをお話しました。

 

参考にしていただけたら幸いです。

進度もきちんと取りつつ、

学習効果の高い授業を展開して下さいね。

 

また、

内容としてプライバシーの問題が無い為、

ブログでシェアさせていただきます。

ダメだったらご連絡下さい(笑)

 

他にも疑問点などがありましたら、

私で良ければお答えしますので、

ご連絡いただければと思います。

 

子ども達の未来の為に、

お互い頑張りましょう!それでは。

 

 

社会科講師の流儀  野本 卓